第4章 インストール


4.1. OpenShift Virtualization のクラスターの準備

OpenShift Virtualization をインストールする前に、プラットフォームの互換性情報を確認します。詳細なシステム要件については、関連情報セクションの「ハードウェア、ソフトウェア、および運用要件」を参照してください。

4.1.1. 互換性のあるプラットフォーム

OpenShift Virtualization は、ベアメタルサーバー、ARM64 ベースのシステム、および論理パーティション内の IBM Z®または IBM® LinuxONE システムをサポートします。

互換性のあるプラットフォーム
  • オンプレミスのベアメタルサーバー。詳細は、関連情報セクションの「OpenShift Virtualization のためのベアメタルクラスターの計画」を参照してください。
  • ARM64 ベース (arm64aarch64 とも呼ばれる) システムにインストールされたベアメタルクラスター。
  • OpenShift Container Platform クラスターが論理パーティション (LPAR) にインストールされている IBM Z® または IBM® LinuxONE (s390x アーキテクチャー) システム。詳細は、関連情報セクションの「BM Z および IBM LinuxONE へのインストールの準備」を参照してください。

4.1.2. クラウドプラットフォーム

OpenShift Virtualization は、さまざまなパブリッククラウドプラットフォームと互換性があります。各プラットフォームには、それぞれ固有のストレージオプションが用意されています。

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ベンターステータスストレージリソース

Amazon Web Services (AWS)

GA

  • Elastic Block Store (EBS)
  • Red Hat OpenShift Data Foundation (ODF)
  • Portworx
  • FSx (NetApp)
  • 関連情報セクションの「カスタマイズを使用した AWS 上のクラスターのインストール」を参照してください。

Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA)

GA

  • EBS
  • Portworx
  • FSx (Q3)
  • ODF

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)

GA

  • OCI ネイティブストレージ

Azure Red Hat OpenShift (ARO)

GA

  • ODF

Google Cloud

一般提供開始 (OpenShift Virtualization 4.21.1 より)

  • Google Cloud ネイティブストレージ
  • Google Cloud NetApp Volumes (GCNV): OpenShift Virtualization 4.21.2 以降が必要

他のクラウドプロバイダーが提供するベアメタルインスタンスまたはサーバーはサポートされていません。

ヒント

プラットフォーム固有のネットワーク情報については、関連情報セクションの「ネットワークの概要」を参照してください。

4.1.3. AWS ベアメタル上の OpenShift Virtualization

OpenShift Virtualization は、Amazon Web Services (AWS) ベアメタル OpenShift Container Platform クラスターで実行できます。

注記

OpenShift Virtualization は、AWS ベアメタルクラスターと同じ設定要件を持つ Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) Classic クラスターでもサポートされています。

4.1.4. ARM64 の互換性

ARM64 システム上の OpenShift Virtualization は、オペレーティングシステムおよびライブマイグレーションに関する特定の制約付きで一般提供開始 (GA) となりました。

ARM64 ベースのシステムで OpenShift Virtualization を使用する前に、次の制限に留意してください。

オペレーティングシステム
ライブマイグレーション
  • ライブマイグレーションは、ARM64 ベースの OpenShift Container Platform クラスターでは サポートされていません
  • ホットプラグはライブマイグレーションに依存するため、ARM64 ベースのクラスターではサポートされていません。
仮想マシンの作成
  • RHEL 10 は、インスタンスタイプと設定をサポートしますが、テンプレートはサポートしていません。
  • RHEL 9 は、テンプレート、インスタンスタイプ、および設定をサポートします。

4.1.5. IBM Z と IBM LinuxONE の互換性

IBM Z® または IBM® LinuxONE (s390x アーキテクチャー) システム上の論理パーティション (LPAR) にインストールされている OpenShift Container Platform クラスターで OpenShift Virtualization を使用できます。

一部の機能は現在 s390x アーキテクチャーでは利用できず、別の機能は回避策や手順の変更が必要です。これらのリストは変更される可能性があります。

現在利用できない機能

以下の機能は現在、s390x アーキテクチャーでは利用できません。

  • メモリーのホットプラグとホットアンプラグ
  • Node Health Check Operator
  • SR-IOV Operator
  • PCI パススルー
  • OpenShift Virtualization クラスターチェックアップフレームワーク
  • FIPS モードでインストールされたクラスター上の OpenShift Virtualization
  • IPv6
  • IBM® Storage Scale
  • OpenShift Virtualization 用の Hosted Control Plane
  • HugePages を使用した仮想マシンページ

    次の機能は s390x アーキテクチャーには適用されません。

  • 仮想 Trusted Platform Module (vTPM) デバイス
  • 仮想マシンの UEFI モード
  • USB ホストパススルー
  • 仮想 GPU の設定
  • Windows 仮想マシンの作成と管理
  • Hyper-V
機能の違い

以下の機能は s390x アーキテクチャーで使用できますが、動作が異なるか、手順の変更が必要です。

  • Web コンソールを使用して仮想マシンを削除する場合、猶予期間 オプションは無視されます。詳細は、関連情報セクションの「Web コンソールを使用した仮想マシンの削除」を参照してください。
  • デフォルトの CPU モデルを設定する場合、IBM Z クラスターの spec.defaultCPUModel 値は "gen15b" です。詳細は、関連情報セクションの「デフォルトの CPU モデルの設定」を参照してください。
  • downward metrics デバイスを設定する際に、仮想マシン設定を使用する場合は、spec.preference.name 値に、rhel.9.s390x または *.s390x という形式の使用可能な別の設定を指定する必要があります。詳細は、関連情報セクションの「downward metrics デバイスの設定」を参照してください。
  • インスタンスタイプから仮想マシンを作成する場合、メモリーのホットプラグが IBM Z® でサポートされていないため、spec.domain.memory.maxGuest を設定することは許可されていません。詳細は、関連情報セクションの「インスタンスタイプからの仮想マシンの作成」を参照してください。
  • 仮想マシンゲストに対する Prometheus クエリーは、x86 と比較して一貫性のない結果になる可能性があります。

4.1.6. すべてのプラットフォームに関する重要な考慮事項

OpenShift Virtualization をインストールする前に、インストール方法、ストレージ、IPv6、および FIPS モードに関する重要な考慮事項を確認してください。

インストール方法の考慮事項
OpenShift Container Platform は、ユーザープロビジョニング、インストーラープロビジョニング、Assisted Installer など、任意のインストール方法を使用してデプロイできます。ただし、インストール方法とクラスタートポロジーは、スナップショットやライブマイグレーションなどの OpenShift Virtualization 機能に影響を与える可能性があります。ライブマイグレーションの詳細は、関連情報セクションの「ハードウェア、ソフトウェア、および運用要件」を参照してください。
Red Hat OpenShift Data Foundation
Red Hat OpenShift Data Foundation を使用して OpenShift Virtualization をデプロイする場合は、Windows 仮想マシンディスク用の専用ストレージクラスを作成する必要があります。詳細は、関連情報セクションの「Optimizing ODF PersistentVolumes for Windows VMs」を参照してください。
IPv6
シングルスタック IPv6 クラスターに対する OpenShift Virtualization のサポートは、OVN-Kubernetes localnet および Linux ブリッジ Container Network Interface (CNI) プラグインに限定されています。
重要

{FeatureName} はテクノロジープレビュー機能としてのみご利用いただけます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

FIPS モード
クラスターを FIPS モードでインストールする場合、OpenShift Virtualization に追加の設定は必要ありません。詳細は、関連情報セクションの「FIPS 準拠クラスターのインストール」を参照してください。

4.1.7. オブジェクトの最大値

クラスターを計画する際には、OpenShift Container Platform と OpenShift Virtualization の両方について、テスト済みのオブジェクト数の上限を考慮してください。

OpenShift Container Platform
関連情報セクションの「OpenShift Container Platform オブジェクトの最大値」を参照してください。
OpenShift Virtualization
関連情報セクションの「OpenShift Virtualization でサポートされる制限」を参照してください。
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