5.2. OpenShift Virtualization コンポーネントのノードの指定


ノード配置ルールを設定することで、OpenShift Virtualization Operator、ワークロード、およびコントローラーをどこにデプロイするかを指定できます。標準的な環境ではデフォルトのスケジューリングで十分ですが、カスタム配置ルールを使用すると、仮想マシン (VM) のトラフィックを分離したり、重要なワークロードに専用のコンピュートリソースを割り当てたりすることができます。

重要

OpenShift Virtualization のインストール後に一部のコンポーネントに対してノード配置ルールを設定できますが、ワークロードに対してノード配置ルールを設定する場合は仮想マシンが存在できません。

5.2.1. OpenShift Virtualization コンポーネントのノード配置ルールについて

ノード配置ルールを使用すると、仮想化ワークロード用のノードにのみ仮想マシンをデプロイしたり、インフラストラクチャーノードにのみ Operator をデプロイしたり、ワークロード間の分離を維持したりすることができます。

オブジェクトに応じて、以下のルールタイプを 1 つ以上使用できます。

nodeSelector
このフィールドで指定したキーと値のペアでラベル付けされたノードで Pod をスケジュールできるようにします。ノードには、リスト表示されたすべてのペアに一致するラベルがなければなりません。
affinity
より表現的な構文を使用して、ノードと Pod に一致するルールを設定できます。アフィニティーを使用すると、ルールの適用方法に追加のニュアンスを持たせることができます。たとえば、ルールが要件ではなく設定であると指定できます。ルールが優先の場合、ルールが満たされていない場合でも Pod はスケジュールされます。
tolerations
一致する taint を持つノードに Pod をスケジュールすることを許容します。ノードに taint が適用されると、そのノードはその taint を許容する Pod のみを受け入れます。

IBM Z または IBM LinuxONE (s390x) クラスターで複数のハイパーバイザーを使用している場合は、仮想マシンを実行するためにサポートされているノードについて、次の表を参照してください。

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表5.1 IBM Z® ノードオプション
ノードアーキテクチャーHypervisor仮想マシンデプロイメントノードの選択仮想マシンアーキテクチャー

s390x

LPAR

サポート対象

LPAR ノードのノードセレクターを設定

s390x

s390x

z/VM

サポート対象外

z/VM ノードのアンチアフィニティーを設定

該当なし

s390x

KVM

サポート対象外

KVM ノードのアンチアフィニティーを設定

該当なし

注記

デフォルトでは、スケジューラーが、s390x 上の z/VM ノードや KVM ノードよりも、LPAR ノードを優先的に選択することはありません。サポートされている s390x 仮想マシンを使用するには、少なくとも 1 つの s390x LPAR ノードをスケジューリング可能なコンピュートノードとして設定し、仮想マシンをデプロイする前にノードセレクターを設定する必要があります。

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