1.3.9. インストールおよび更新
- サービスアカウントのなりすましをコンピュートノードサービスアカウントに制限する
Google Cloud をインストールし、Google Cloud Workload Identity を使用するように設定すると、Cloud Credential Operator ユーティリティーがプロジェクトレベルで Machine API コントローラーサービスアカウントに付与する Google Cloud
iam.serviceAccounts.actAs権限を、コンピュートノードサービスアカウントのみに制限できるようになりました。詳細は、サービスアカウントのなりすましをコンピュートノードサービスアカウントに制限する を参照してください。
- OpenShift のインストール時におけるイメージモードの設定をサポート
- OpenShift Container Platform のインストール時に、カスタムレイヤードイメージをノードに適用できるようになりました。詳細は、OpenShift Container Platform のインストール時にカスタムレイヤードイメージを適用する を参照してください。
- user-provisioned DNS を使用した Google Cloud へのクラスターインストールの一般提供を開始
デフォルトの cluster-provisioned DNS ソリューションの代わりに、ユーザーがプロビジョンしたドメインネームサーバー (DNS) を有効にできます。たとえば、組織のセキュリティーポリシーにより、Google Cloud DNS などのパブリック DNS サービスの使用が許可されていない場合があります。API サーバーと Ingress サーバーの IP アドレスに対してのみ DNS を管理できます。この機能を使用する場合は、
api.<cluster_name>.<base_domain>.および*.apps.<cluster_name>.<base_domain>.のレコードを含む独自の DNS ソリューションを提供する必要があります。ユーザーがプロビジョニングした DNS を使用して Google Cloud 上にクラスターをインストールする機能は、OpenShift Container Platform 4.19 でテクノロジープレビュー機能として導入されました。OpenShift Container Platform 4.21 では、この機能の一般提供が開始されました。
詳細は、ユーザー管理型 DNS の有効化 および 独自の DNS レコードのプロビジョニング を参照してください。
- Microsoft Azure へのクラスターインストールで Marketplace イメージをデフォルトで使用
- 今回のアップデート以降、OpenShift Container Platform のインストールプログラムは、Azure 上にクラスターをインストールする際に、デフォルトで Marketplace イメージを使用するようになりました。これにより、インストール中に仮想ハードディスクを Azure にアップロードしたり、イメージを作成したりする必要がなくなり、インストール速度が向上します。この機能は、Azure Stack Hub、または機密仮想マシンを使用する Azure インストールではサポートされていません。
- ccoctl ユーティリティーでカスタム Microsoft Azure ロール割り当ての保持をサポート
-
Cloud Credential Operator ユーティリティー (
ccoctl) は、--preserve-existing-rolesフラグを使用することで、カスタムロールの割り当てを保持できるようになりました。以前は、このツールは、管理者が手動で追加したものを含め、CredentialsRequest で定義されていないロール割り当てを削除していました。 - Google Cloud 上のクラスターを既存の VPC にインストール際に独自のファイアウォールルールを管理する
今回のアップデート以降、既存の VPC に Google Cloud 上のクラスターをインストールする際に、
install-config.yamlファイルでfirewallRulesManagementパラメーターを有効にすることで、独自のファイアウォールルールを管理できるようになりました。ファイアウォールルールを管理することで、インストールプログラムに付与する権限を制限できます。詳細は、独自のファイアウォールルールの管理 を参照してください。
ccoctlユーティリティーで Amazon Web Services アクセス許可の境界をサポート-
Cloud Credential Operator ユーティリティー (
ccoctl) では、作成する IAM ロールに AWS アクセス許可の境界を関連付ける機能がサポートされるようになりました。この機能を使用すると、作成されたロールの最大権限を制限する組織のセキュリティー要件を満たすことができます。 - Amazon Web Services gp3 ドライブのスループットのカスタマイズ
今回のアップデートにより、Amazon Web Services にクラスターをインストールする際に、gp3
rootVolumeドライブの最大スループットをカスタマイズできるようになりました。このカスタマイズは、install-config.yamlファイル内のcompute.platform.aws.rootVolume.throughputまたはcontrolPlane.platform.aws.rootVolume.throughputパラメーターを変更することで設定できます。詳細は、オプションの AWS 設定パラメーター を参照してください。
- VMware vSphere Foundation 9 および VMware Cloud Foundation 9 のサポート
VMware vSphere Foundation (VVF) 9 および VMware Cloud Foundation (VCF) 9 に OpenShift Container Platform をインストールできるようになりました。
注記以下の追加の VCF および VVF コンポーネントは、Red Hat のサポート対象外です。
- 管理: VCF Operations、VCF Automation、VCF Fleet Management、VCF Identity Broker
- ネットワーク: VMware NSX Container Plugin (NCP)
- 移行: VMware HCX
- Oracle Database Appliance (ODA) への OpenShift Container Platform のインストールをサポート
今回のアップデートにより、Assisted Installer を使用して Oracle Database Appliance 上にクラスターをインストールできるようになりました。
詳細は、Assisted Installer を使用した Oracle Database Appliance へのクラスターのインストール を参照してください。
- マシンネットワークが IPv6 のみの Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) にデュアルスタッククラスターをインストールする
RHOSP 17.1 以降では、RHOSP マシンネットワークが IPv6 のみの場合でも、デュアルスタックの OpenShift Container Platform クラスターをデプロイできます。ただし、クラスター内部およびサービスネットワークには引き続き IPv4 が使用されます。
詳細は、デュアルスタックネットワークを使用したクラスターの設定 を参照してください。
- user-provisioned DNS を使用して AWS にクラスターをインストールする (テクノロジープレビュー)
デフォルトの cluster-provisioned DNS ソリューションの代わりに、ユーザーがプロビジョンしたドメインネームサーバー (DNS) を有効にできます。たとえば、組織のセキュリティーポリシーにより、Amazon Web Services (AWS) DNS などのパブリック DNS サービスの使用が許可されていない場合があります。その結果、クラウドの DNS にレコードを追加するのではなく、独自のシステムで API および Ingress DNS レコードを管理できるようになります。この機能を使用する場合は、
api.<cluster_name>.<base_domain>.および*.apps.<cluster_name>.<base_domain>.のレコードを含む独自の DNS ソリューションを提供する必要があります。user-provisioned DNS の有効化は、テクノロジープレビュー機能として利用できます。詳細は、ユーザー管理型 DNS の有効化 および 独自の DNS レコードのプロビジョニング を参照してください。
- NAT ゲートウェイを使用して Microsoft Azure にクラスターをインストールする
今回のアップデートにより、NAT ゲートウェイをアウトバウンドルーティングストラテジーとして使用して、Azure 上にクラスターをインストールできるようになります。NAT ゲートウェイは、他の送信ルーティングストラテジーで発生する可能性のある SNAT ポートの枯渇リスクを最小限に抑えることができます。NAT ゲートウェイは、
install-config.yamlファイル内のplatform.azure.outboundTypeパラメーターを使用して設定できます。詳細は、追加の Azure 設定パラメーター を参照してください。
- Google Cloud のプライベートおよび制限付き API エンドポイントを使用してクラスターをインストールする
今回のリリースでは、OpenShift Container Platform クラスターをインストールする際に Google Cloud Private Service Connect (PSC) エンドポイントを使用できるため、組織の厳格な規制ポリシーに準拠したインストールが可能になります。
詳細は、オプションの設定パラメーター を参照してください。
- Redfish 仮想メディアを使用したベアメタルインストールで Dell iDRAC10 をサポート
- Dell iDRAC10 バージョン 1.20.25.00、1.20.60.50、および 1.20.70.50 は、Redfish 仮想メディアを使用してデプロイされた installer-provisioned の OpenShift Container Platform クラスターで動作することがテストおよび検証されています。iDRAC10 は、プロビジョニングネットワークを使用するインストール環境ではテストされていません。詳細は、仮想メディアを使用してインストールするためにファームウェア要件 について参照してください。
- ベアメタル上のクラスターのインストール時にベースボード管理コントローラー (BMC) 用のローカルまたは自己署名付き CA 証明書を提供する
今回のアップデートにより、ベアメタル上にクラスターをインストールする際に、BMC との通信を保護するために、独自のローカルまたは自己署名付き CA 証明書を提供できるようになりました。この証明書は、install-config.yaml ファイルの
platform.baremetal.bmcCACertパラメーターを使用して設定できます。信頼済み CA 証明書を使用しない場合は、独自の CA 証明書を提供することで、BMC との通信を保護できます。インストール後、ローカルまたは自己署名付きの CA 証明書を設定することもできます。これは、クラスターが別の BMC CA 証明書を使用してインストールされた場合や、BMC CA 証明書を使用せずにインストールされた場合でも同様です。詳細は、追加のインストール設定パラメーター および ローカルまたは自己署名付きのベースボード管理コントローラー CA 証明書の設定 を参照してください。
- デプロイ済みベアメタルクラスター内のホストのファームウェアアップグレードの実行 (一般提供開始)
デプロイ済みベアメタルクラスター内のホストについては、ファームウェア属性とファームウェアイメージを更新できます。その結果、すでにプロビジョニング済みのホストに対して、プロビジョニングを完全に解除することなく、ファームウェアのアップグレードや BIOS 設定の更新を実行できます。
HostFirmwareComponents、HostFirmwareSettings、またはHostUpdatePolicyリソースに対するライブアップデートの実行は、破壊的かつ不安定な操作となる可能性があります。これらのアップデートは、慎重に検討した上で実施してください。この機能は、OpenShift Container Platform 4.18 でテクノロジープレビューのステータスで導入されました。この機能は、OpenShift Container Platform 4.21 で一般提供としてサポートされるようになりました。
詳細は、HostFirmwareSettings リソースのライブアップデートの実行、HostFirmwareComponents リソースのライブアップデートの実行、および HostUpdatePolicy リソースの設定 を参照してください。
- Amazon Web Services m7 インスタンスタイプのテスト
- OpenShift Container Platform 4.21 では、m7 インスタンスタイプの Amazon Web Services へのインストールがテストされました。テストされたインスタンスタイプの詳細は、AWS に対してテストされたインスタンスタイプ を参照してください。
- user-provisioned DNS を使用して Microsoft Azure にクラスターをインストールする (テクノロジープレビュー)
デフォルトの cluster-provisioned DNS ソリューションの代わりに、ユーザーがプロビジョンしたドメインネームサーバー (DNS) を有効にできます。たとえば、組織のセキュリティーポリシーにより、Microsoft Azure DNS などのパブリック DNS サービスの使用が許可されていない場合があります。API サーバーと Ingress サーバーの IP アドレスに対してのみ DNS を管理できます。この機能を使用する場合は、
api.<cluster_name>.<base_domain>.および*.apps.<cluster_name>.<base_domain>.のレコードを含む独自の DNS ソリューションを提供する必要があります。user-provisioned DNS の有効化は、テクノロジープレビュー機能として利用できます。詳細は、ユーザー管理型 DNS の有効化 および 独自の DNS レコードのプロビジョニング を参照してください。