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118.3. IdM CLI を使用した IdM での自動マウントの場所とマップの設定

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場所はマップのセットで、すべて auto.master に保存されます。1 つの場所に複数のマップを保存できます。また、場所には複数のマップを保存できます。場所のエントリーは、マップエントリーのコンテナーとしてのみ機能します。それ自体は、自動マウント設定ではありません。

Identity Management (IdM) のシステム管理者は、IdM で自動マウントの場所とマップを設定できます。これにより、指定した場所の IdM ユーザーが、ホストの特定のマウントポイントに移動して、NFS サーバーがエクスポートした共有にアクセスできるようになります。エクスポートされた NFS サーバーディレクトリーとマウントポイントの両方が、マップで指定されます。この例では、raleigh の場所と、IdM クライアントの/devel/ マウントポイントにある nfs-server.idm.example.com:/exports/project 共有を読み取り/書き込みディレクトリーとしてマウントするマップを設定する方法を説明します。

前提条件

  • IdM に登録されているホストに IdM 管理者としてログインしている。

手順

  1. raleigh の自動マウントの場所を作成します。

    $ ipa automountlocation-add raleigh
    ----------------------------------
    Added automount location "raleigh"
    ----------------------------------
      Location: raleigh
  2. raleighの場所に、auto.devel 自動マウントマップを作成します。

    $ ipa automountmap-add raleigh auto.devel
    --------------------------------
    Added automount map "auto.devel"
    --------------------------------
      Map: auto.devel
  3. exports/共有のキーとマウント情報を追加します。

    1. auto.devel マップのキーとマウント情報を追加します。

      $ ipa automountkey-add raleigh auto.devel --key='*' --info='-sec=krb5p,vers=4 nfs-server.idm.example.com:/exports/&'
      -----------------------
      Added automount key "*"
      -----------------------
        Key: *
        Mount information: -sec=krb5p,vers=4 nfs-server.idm.example.com:/exports/&
    2. auto.master マップのキーとマウント情報を追加します。

      $ ipa automountkey-add raleigh auto.master --key=/devel --info=auto.devel
      ----------------------------
      Added automount key "/devel"
      ----------------------------
        Key: /devel
        Mount information: auto.devel
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