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51.7. ユーザーのデフォルトチケットポリシーの設定

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一意の Kerberos チケットポリシーを定義して、単一のユーザーだけに適用できます。これらのユーザーごとの設定は、すべての認証インジケーターに対してグローバルチケットポリシーをオーバーライドします。

ipa krbtpolicy-mod username コマンドを使用して、最低でも以下のいずれかの引数を指定します。

  • --maxlife - チケットの最大有効期間 (秒単位)
  • --maxrenew - 更新可能な最大期間 (秒単位)

手順

  1. たとえば、IdM 管理者 ユーザーの最大チケット期間を 2 日に、最大更新期間を 2 週に設定するには、次のコマンドを実行します。

    [root@server ~]# ipa krbtpolicy-mod admin --maxlife=172800 --maxrenew=1209600
      Max life: 172800
      Max renew: 1209600
  2. オプション: ユーザーのチケットポリシーをリセットするには、以下を実行します。

    [root@server ~]# ipa krbtpolicy-reset admin

検証手順

  • ユーザーに適用される有効な Kerberos チケットポリシーを表示します。

    [root@server ~]# ipa krbtpolicy-show admin
      Max life: 172800
      Max renew: 1209600
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