13.2.60. KafkaConnectSpec スキーマ参照
KafkaConnect で使用
KafkaConnectSpecスキーマプロパティの全リスト
Kafka Connect クラスターを設定します。
13.2.60.1. 設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Kafkaのオプションをキーとして設定するには、configプロパティを使用します。
標準の Apache Kafka Connect 設定が提供されることがありますが、AMQ Streams によって直接管理されないプロパティーに限定されます。
以下に関連する設定オプションは設定できません。
- Kafka クラスターブートストラップアドレス
- セキュリティー (暗号化、認証、および承認)
- リスナー / REST インターフェースの設定
- プラグインパスの設定
値は以下の JSON タイプのいずれかになります。
- 文字列
- 数値
- ブール値
AMQ Streams で直接管理されるオプションを除き、Apache Kafka ドキュメント に記載されているオプションを指定および設定できます。以下の文字列の 1 つと同じキーまたは以下の文字列の 1 つで始まるキーを持つ設定オプションは禁止されています。
-
ssl. -
sasl. -
security. -
listeners -
plugin.path -
rest. -
bootstrap.servers
禁止されているオプションが config プロパティーにある場合、そのオプションは無視され、警告メッセージが Cluster Operator ログファイルに出力されます。その他のオプションはすべて Kafka Connect に渡されます。
提供された config オブジェクトのキーまたは値は Cluster Operator によって検証されません。無効な設定を指定すると、Kafka Connect クラスターが起動しなかったり、不安定になる可能性があります。この状況で、KafkaConnect.spec.config または KafkaConnectS2I.spec.config オブジェクトの設定を修正すると、Cluster Operator は新しい設定をすべての Kafka Connect ノードにロールアウトできます。
以下のオプションにはデフォルト値があります。
-
group.id、デフォルト値connect-cluster -
offset.storage.topic、デフォルト値connect-cluster-offsets -
config.storage.topic、デフォルト値connect-cluster-configs -
status.storage.topic、デフォルト値connect-cluster-status -
key.converter、デフォルト値org.apache.kafka.connect.json.JsonConverter -
value.converter、デフォルト値org.apache.kafka.connect.json.JsonConverter
これらのオプションは、KafkaConnect.spec.config または KafkaConnectS2I.spec.config プロパティーになかった場合に自動的に設定されます。
禁止されているオプションには例外があります。TLS バージョンの特定の 暗号スイート を使用して、クライアント接続に許可される 3 つの ssl 設定オプションを使用します。暗号スイートは、セキュアな接続とデータ転送のためのアルゴリズムを組み合わせます。ssl.endpoint.identification.algorithm プロパティーを設定して、ホスト名の検証を有効または無効にすることもできます。
Kafka Connect の設定例
TLSバージョンの特定の暗号スイートを使用するクライアント接続のために、許可されたsslプロパティを設定することができます。また、 ssl.endpoint.identification.algorithmプロパティを設定して、ホスト名の検証を有効または無効にすることもできます。