付録F ext4 と XFS コマンドの参照表
Red Hat Enterprise Linux 7 で、ext4 に代わって、XFS がデフォルトのファイルシステムとなっています。一般的なファイルシステム操作の作業に対する ext4 でのコマンドと XFS でのコマンドとの違いを以下の相互参照表で示します。
| タスク | ext4 | XFS |
|---|---|---|
| ファイルシステムの作成 | mkfs.ext4 | mkfs.xfs |
| ファイルシステムのマウント | mount | mount |
| ファイルシステムのサイズ変更 | resize2fs | xfs_growfs [a] |
| ファイルシステムの修復 | e2fsck | xfs_repair |
| ファイルシステムのラベル変更 | e2label | xfs_admin -L |
| ディスク領域およびファイル使用量の報告 | quota | quota |
| ファイルシステムのデバッグ | debugfs | xfs_db |
| ファイルシステムの重要なメタデータのファイル保存 | e2image | xfs_metadump |
[a]
XFS ファイルシステムのサイズを縮小できません。サイズを増やす場合にだけこのコマンドを使用してください。
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