21.2. z/VM 設定ファイル
以下は、z/VM 環境でのインストールにのみ適用されます。z/VM では、CMS でフォーマットしたディスクの設定ファイルを使用できます。CMS 設定ファイルの目的は、パラメーターファイル内の領域を節約することにあります。これは、初期ネットワーク設定や、DASD および FCP 仕様を設定するパラメーターをパラメーターファイルから移動することによって実行されます (「インストール用ネットワークパラメーター」 を参照)。
CMS 設定ファイルの各行には、変数とそれに関連する値が、次のシェルスタイルの構文(
variable=value
)に含まれています。
パラメーターファイルには
CMSDASD
パラメーターおよび CMSCONFFILE
パラメーターも追加する必要があります。このパラメーターは、設定ファイルの場所をインストールプログラムに指定します。
CMSDASD=cmsdasd_address
- cmsdasd_address には設定ファイルを格納している CMS フォーマット済みディスクのデバイス番号を入れます。これは通常 CMS ユーザーの
A
ディスクです。たとえば、CMSDASD=191
です。 CMSCONFFILE=configuration_file
- configuration_file は設定ファイル名に置き換えます。この値は小文字で指定してください。CMS_file_name.
CMS_file_typeの Linux ファイル名
形式で指定します。CMS ファイルのREDHAT CONF
はredhat.conf
として指定されます。CMS のファイル名およびファイルタイプは、それぞれ CMS 規則に従い 1 文字から 8 文字の長さにします。たとえば、CMSCONFFILE=redhat.conf
です。