8.11. インストールソース
Red Hat Enterprise Linux のインストール元となるファイルまたは場所を指定するには、Installation Summary 画面から Installation Source を選択します。この画面では、DVD や ISO ファイルなどローカルで使用するインストールメディア、またはネットワーク上の場所のいずれかを選択することができます。
図8.9 インストールソースの画面
[D]
以下のオプションのいずれかを選択します。
- 自動検出したインストールメディア
- 完全インストール用の DVD もしくは USB ドライブを使用してインストールを開始している場合は、そのメディアが検出されメディアの基本的な情報がこのオプションに表示されます。ボタンをクリックして、メディアがインストールに適していることを確認します。この整合性テストは、起動メニューで
Test this media & Install Red Hat Enterprise Linux を
選択した場合、またはrd.live.check
起動オプションを使用した場合に実行されるものと同じです。 - ISO ファイル
- このオプションは、インストールプログラムで、ハードドライブがパーティションされており、マウント可能なファイルシステムを備えてられていることを検出した場合に、表示されます。このオプションを選択し、ボタンをクリックして、システム上のインストール ISO ファイルの場所を参照します。次に、 をクリックして、ファイルがインストールに適していることを確認します。
- ネットワーク上
- ネットワークの場所を指定するには、このオプションを選択して、ドロップダウンメニューから以下のオプションのいずれかを選びます。
- http://
- https://
- ftp://
- nfs
上記の選択肢をネットワークの場所の URL の開始部分として使用し、残りのアドレスをアドレスボックスに入力します。NFS を選択した場合は、NFS マウントオプションを指定する別のボックスが表示されます。重要NFS ベースのインストールソースを選択する場合は、ホスト名とパスを区切るコロン (:
) 文字を使用してアドレスを指定する必要があります。以下に例を示します。server.example.com:/path/to/directory
HTTP または HTTPS ソースのプロキシーを設定するには、HTTP プロキシーを有効にする をオンにして、プロキシー URL ボックスに URL を入力します。プロキシーで認証が必要な場合は、認証を使用 をオンにして、ユーザー名とパスワードを入力します。 をクリックします。ボタンをクリックします。使用する HTTP もしくは HTTPS の URL がリポジトリーのミラーの一覧を参照する場合は、入力するフィールドの下のチェックボックスにチェックを入れます。
また、追加のリポジトリーを指定して、別のインストール環境やソフトウェアアドオンにアクセスすることもできます。詳細は、「ソフトウェアの選択」 を参照してください。
リポジトリーを追加するには、インストールソース 画面に入ったときに存在していたエントリーに置き換えます。リポジトリーをアクティブ化または非アクティブ化するには、リストの各エントリーの 有効 列のチェックボックスをクリックします。
ボタンをクリックします。リポジトリーを削除するには、 ボタンをクリックします。矢印アイコンをクリックして、リポジトリーの前のリストに戻ります。つまり、現在のエントリーを、
画面の右側で追加したリポジトリーに名前を付け、ネットワーク上のプライマリーのリポジトリーを設定したときと同じように設定することができます。
インストールソースを選択したら、インストールの概要 画面に戻ります。
をクリックして