19.6. GDB を使用したアプリケーションまたはライブラリーの debuginfo パッケージの取得
インストール済みのアプリケーションやライブラリーのトラブルシューティングに必要なデバッグ情報パッケージを取得するには、GNU デバッガー (GDB) を使用します。不足しているシンボルを自動的に検出し、必要な特定のパッケージを識別します。GDB の推奨事項に従ってこれらのパッケージをインストールし、完全なデバッグ機能を有効にしてください。
前提条件
- デバッグするアプリケーションまたはライブラリーがシステムにインストールされている。
-
GDB と
debuginfo-installツールがシステムにインストールされている。詳細は、アプリケーションをデバッグするための設定 を参照してください。 -
debuginfoおよびdebugsourceパッケージを提供するリポジトリーを設定し、システムで有効にしている。詳細は、デバッグおよびソースリポジトリーの有効化 を参照してください。
手順
デバッグするアプリケーションまたはライブラリーに割り当てられた GDB を起動します。GDB は、足りないデバッグ情報を自動的に認識し、実行するコマンドを提案します。
$ gdb -q /bin/lsReading symbols from /bin/ls...Reading symbols from .gnu_debugdata for /usr/bin/ls...(no debugging symbols found)...done. (no debugging symbols found)...done. Missing separate debuginfos, use: dnf debuginfo-install coreutils-8.30-6.el8.x86_64 (gdb)GDB を終了します。q と入力して、Enter で確認します。
(gdb) qGDB が提案するコマンドを実行して、必要な
debuginfoパッケージをインストールします。# dnf debuginfo-install coreutils-8.30-6.el8.x86_64dnfパッケージ管理ツールは、変更の概要を提供し、確認を求め、確認後に必要なファイルをすべてダウンロードしてインストールします。-
GDB が
デバッグ情報パッケージを提案できない場合は、アプリケーションまたはライブラリーのデバッグ情報パッケージを手動で取得する に記載されている手順に従ってください。