23.2. perf を使用した関数内の行でのアップローブの作成
その後、このトレースポイントを perf stat
や perf record
などの他の perf
ツールと併用すると、プロセスやアプリケーションの動作をよりよく理解できるようになります。
前提条件
-
perf のインストール で説明されているように、
perf
ユーザー領域ツールがインストールされている。 実行ファイルのデバッグシンボルを取得している。
objdump -t ./your_executable | head
# objdump -t ./your_executable | head
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記これを行うには、実行ファイルの
debuginfo
パッケージをインストールする必要があります。または、実行ファイルがローカルで開発したアプリケーションの場合は、デバッグ情報 (GCC の-g
オプション) を使用してアプリケーションをコンパイルする必要があります。
手順
プローブを配置できる関数行を表示します。
perf probe -x ./your_executable -L main
$ perf probe -x ./your_executable -L main
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow このコマンドの出力は、以下のようになります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 目的の関数行の uprobe を作成します。
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