第6章 pmlogger でのパフォーマンスデータのロギング
PCP ツールを使用してパフォーマンスのメトリック値をログに記録すると、後で再生できます。これにより、遡及的なパフォーマンス解析を実行できます。
pmlogger
ツールを使用すると、以下が可能になります。
- 選択したメトリックのアーカイブログをシステムに作成する
- システムに記録されるメトリックとその頻度を指定する
6.1. pmlogconf で pmlogger 設定ファイルの変更
pmlogger
サービスの実行中、PCP はホストでメトリックのデフォルトセットをログに記録します。
pmlogconf
ユーティリティーを使用してデフォルト設定を確認します。pmlogger
設定ファイルが存在しない場合は、pmlogconf
がデフォルトのメトリック値で作成します。
前提条件
- PCP がインストールされている。詳細は PCP のインストールおよび有効化 を参照してください。
手順
pmlogger
設定ファイルを作成または変更します。# pmlogconf -r /var/lib/pcp/config/pmlogger/config.default
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pmlogconf
プロンプトに従い、関連するパフォーマンスメトリックのグループを有効または無効にし、有効な各グループのロギング間隔を制御します。
関連情報
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システム上の
pmlogconf(1)
およびpmlogger(1)
man ページ - PCP で配布されるシステムサービスおよびツール