27.2.7. at と batch へのアクセスの制御


at および batch コマンドへのアクセスを制限するには、/etc/at.allow ファイルおよび /etc/at.deny ファイルを使用します。これらのアクセス制御ファイルは、各行にユーザー名を定義するのと同じ形式を使用します。いずれのファイルでも、空白は許可されません。
at.allow ファイルが存在する場合は、ファイルに一覧表示されているユーザーのみが at または batch を使用でき、at.deny ファイルは無視されます。
at.allow が存在しない場合は、at.deny に一覧表示されているユーザーは at または batch を使用できません。
アクセス制御ファイルを変更した場合でも、at デーモン(atd)を再起動する必要はありません。アクセス制御ファイルは、ユーザーが at または batch のコマンドの実行を試みるたびに読み込まれます。
root ユーザーは、アクセス制御ファイルの内容に関係なく、常に at コマンドおよび batch コマンドを実行できます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.