A.4. 管理者向け注意点
多くのシステムカスタム化ファイルはネットワークインターフェース名を含んでいる場合があるので、システムを旧式規則から新しい規則に移す際には、更新が必要となります。新しい命名規則を使用する場合は、カスタム iptables ルール、irqbalance を変更するスクリプト、および同様の設定ファイルなど、ネットワークインターフェース名をエリアで更新する必要があります。また、インストール用にこの変更を有効にするには、
ksdevice
パラメーターを介してデバイス名を使用する既存のキックスタートファイルを変更する必要があります。これらのキックスタートファイルは、ネットワークデバイスの MAC アドレスまたはネットワークデバイスの新しい名前を使用するように更新する必要があります。
Red Hatnbsp;Hat では、この機能をインストール時の選択とみなすことを強く推奨します。これを行うシステム管理者が、最小要件を満たすシステムで、
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
ファイルと HWADDR
行をすべての /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*
ファイルから削除します。さらに、この新しい命名規則を使用するように ifcfg-*
ファイルの名前を変更します。再起動後に新しい名前が有効になります。ネットワークインターフェース名が含まれる可能性のあるカスタムスクリプト、iptables ルール、およびサービス設定ファイルを更新するのを忘れないようにしてください。