E.2.5. /proc/devices


このファイルは、現在設定されているさまざまな文字およびブロックデバイスを表示します(モジュールが読み込まれていないデバイスを含めません)。以下は、このファイルからの出力例です。
Character devices:
  1 mem
  4 /dev/vc/0
  4 tty
  4 ttyS
  5 /dev/tty
  5 /dev/console
  5 /dev/ptmx
  7 vcs
  10 misc
  13 input
  29 fb
  36 netlink
  128 ptm
  136 pts
  180 usb

Block devices:
  1 ramdisk
  3 ide0
  9 md
  22 ide1
  253 device-mapper
  254 mdp
/proc/devices からの出力には、デバイスのメジャー番号と名前が含まれており、Character devicesBlock devices の 2 つの主要なセクションに分かれています。
文字デバイスブロックデバイス と似ていますが、2 つの基本的な違いを除きます。
  1. 文字デバイスにはバッファーは必要ありません。ブロックデバイスはバッファーを利用できるため、それに対応する前に要求を順序付けることができます。これは、ハードドライブなどの情報を格納するように設計されたデバイスで重要になります。デバイスに書き込む前に情報を順序付ける機能により、より効率的な順序で配置できるためです。
  2. 文字デバイスは、事前に設定されたサイズでデータを送信します。ブロックデバイスは、デバイスごとに設定されたサイズのブロックの情報を送信および受信できます。
デバイスの詳細は、kernel-doc パッケージの devices.txt ファイル( 「その他のリソース」を参照)を参照してください。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.