11.2.4. チャンネルボンディングインターフェース
Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Hat Enterprise Linuxnbsp;Linux を使用すると、管理者は
ボンディングカーネルモジュールとチャンネルボンディング
インターフェースと呼ばれる特別なネットワークインターフェースを使用して、複数のネットワークインターフェースを 1 つの チャンネル にバインドできます。このチャンネルボンディングにより、複数のネットワークインターフェースが 1 つとして機能できるようになり、また同時に帯域幅が増加し、冗長性を提供します。
警告
ネットワークスイッチを使わずにケーブルの直接接続を使用すると、ボンディングはサポートされません。本章で説明されているフェイルオーバーメカニズムは、ネットワークスイッチがないと予想どおりに機能しません。詳細についてはナレッジベースの記事『ボンディングは、クロスオーバーケーブルを使用したダイレクトコレクションをサポートしますか?』を参照してください。
注記
active-backup、balance-tlb および balance-alb の各モードはスイッチの特定の設定を必要としません。他のボンディングモードでは、スイッチがリンクを集約するように設定する必要があります。たとえば、Cisco スイッチでは Modes 0、2、および 3 に EtherChannel を必要としますが、Mode 4 には LACP と EtherChannel が必要となります。kernel-doc パッケージでスイッチおよび
bonding.txt
ファイルで提供されるドキュメントを参照してください( 「その他のリソース」を参照)。
11.2.4.1. ボンディングカーネルモジュールがインストールされているかの確認
Red Hat Enterprise Linux 6 では、ボンディングモジュールはデフォルトで読み込まれません。
root
で以下のコマンドを実行してこのモジュールを読み込みます。
~]# modprobe --first-time bonding
~]# modprobe --first-time bonding
モジュールについての情報を表示するには、以下のコマンドを実行します。
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Toggle overflow
コマンドオプションの詳細は、
~]$ modinfo bonding
~]$ modinfo bonding
modprobe(8)
man ページを参照してください。モジュールの読み込みおよびアンロードの詳細は、31章カーネルモジュールの使用 を参照してください。