E.3.2. /proc/bus/


このディレクトリーには、システムで利用可能なさまざまなバスに固有の情報が含まれています。たとえば、PCI および USB バスを含む標準システムでは、各バスの現在のデータは /proc/bus/ 内のサブディレクトリー( /proc/bus/ pci/ など)内のサブディレクトリー内で利用できます。
/proc/bus/ 内のサブディレクトリーとファイルは、システムに接続されているデバイスによって異なります。ただし、各バスタイプには少なくとも 1 つのディレクトリーがあります。これらのバスディレクトリー内では、通常、バイナリーファイルを含む 001 などの数字名のサブディレクトリーがあります。
たとえば、/proc/bus/usb/ サブディレクトリーには、USB バス上の各種デバイスと、そのデバイスに必要なドライバーを追跡するファイルが含まれます。以下は、/proc/bus/usb/ ディレクトリーの一覧の例です。
total 0 dr-xr-xr-x    1 root     root            0 May  3 16:25 001
-r--r--r--    1 root     root            0 May  3 16:25 devices
-r--r--r--    1 root     root            0 May  3 16:25 drivers
/proc/bus/usb/001/ ディレクトリーには、最初の USB バス上のすべてのデバイスが含まれ、デバイス ファイルはマザーボードの USB ルートハブを識別します。
以下は、/proc/bus/usb/devices ファイルの例です。
T:  Bus=01 Lev=00 Prnt=00 Port=00 Cnt=00 Dev#=  1 Spd=12  MxCh= 2
B:  Alloc=  0/900 us ( 0%), #Int=  0, #Iso=  0
D:  Ver= 1.00 Cls=09(hub  ) Sub=00 Prot=00 MxPS= 8 #Cfgs=  1
P:  Vendor=0000 ProdID=0000 Rev= 0.00
S:  Product=USB UHCI Root Hub
S:  SerialNumber=d400
C:* #Ifs= 1 Cfg#= 1 Atr=40 MxPwr=  0mA
I:  If#= 0 Alt= 0 #EPs= 1 Cls=09(hub  ) Sub=00 Prot=00 Driver=hub
E:  Ad=81(I) Atr=03(Int.) MxPS=   8 Ivl=255ms
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.