30.6.2. ループデバイスの制限の設定
Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;LinuxRed Hat Enterprise Linux 6nbsp;6 のループバックデバイスの最大数は、
max_loop
カーネルオプションで設定されます。たとえば、ループバックデバイスの最大数を 64
に設定し、/etc/grub.conf
ファイルを編集し、カーネル行の最後に max_loop=64
を追加します。/etc/grub.conf
の行は以下のようになります。
kernel /vmlinuz-2.6.32-131.0.15.el6.x86_64 ro root=/dev/mapper/root rhgb quiet max_loop=64 initrd /initramfs-2.6.32-131.0.15.el6.x86_64.imgシステムを再起動して、変更を有効にします。
デフォルトでは、8 つの
/dev/loop*
デバイス(/dev/loop0
から /dev/loop7
への)が自動的に生成されますが、必要に応じて作成することもできます。たとえば、/dev/loop8
という名前の ninth ループデバイスを設定するには、root
で以下のコマンドを実行します。
~]# mknod /dev/loop8 b 7 8
したがって、Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;LinuxRed Hat Enterprise Linux 6nbsp;6 カーネルを搭載したシステムの管理者は、必要な数のループバックデバイスと、init スクリプト、または udev ルールを使って手動で作成できます。
ただし、システムの起動前に
max_loop
が設定されている場合、max_loop
はループバックデバイスの数がハード制限になり、ループバックデバイスの数は制限を超えて動的に拡張できません。