10.3. デプロイメントのプルーニング


使用年数やステータスによりシステムで不要となったデプロイメントをプルーニングするために、管理者は以下のコマンドを実行できます。

$ oc adm prune deployments [<options>]
表10.2 デプロイメントのプルーニング用の CLI の設定オプション
オプション説明

--confirm

ドライランを実行する代わりにプルーニングが実行されることを示します。

--orphans

DeploymentConfig を持たない、ステータスが Complete または Failed で、レプリカ数がゼロのすべてのデプロイメントをプルーニングします。

--keep-complete=<N>

DeploymentConfig に基づいて、ステータスが Complete でレプリカ数がゼロの最後の N デプロイメントを維持します (デフォルト: 5)。

--keep-failed=<N>

DeploymentConfig に基づいて、ステータスが Failed でレプリカ数がゼロの最後の N デプロイメントを保持します (デフォルト: 1)。

--keep-younger-than=<duration>

現在の時間との対比で <duration> より後の新しいオブジェクトはプルーニングしません (デフォルト: 60m)。有効な測定単位には、ナノ秒 (ns)、マイクロ秒 (us)、ミリ秒 (ms)、秒 (s)、分 (m)、および時間 (h) が含まれます。

プルーニング操作によって削除されるものを確認するには、以下を実行します。

$ oc adm prune deployments --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
    --keep-younger-than=60m

プルーニング操作を実際に実行するには、以下を実行します。

$ oc adm prune deployments --orphans --keep-complete=5 --keep-failed=1 \
    --keep-younger-than=60m --confirm
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.