第1章 Telemetry について
Telemetry は、以下についての匿名化され、集計された情報を収集します。
- OpenShift Container Platform クラスターのサイズ
- OpenShift Container Platform コンポーネントの健全性およびステータス
- OpenShift Container Platform コンポーネントの使用
- 使用中の機能
この情報は、OpenShift Container Platform をより使用しやすく、より直感的に使用できるようにするために Red Hat によって使用されます。この情報のいずれもサードパーティーと共有されることはありません。
1.1. 収集される情報
Telemetry は、ユーザー名、パスワード、またはユーザーリソースの名前またはアドレスなどの識別情報を収集せず、今後も収集することはありません。
収集される主要な情報には、以下が含まれます。
- クラスターごとに利用可能な更新の数
- 更新に使用されるチャネルとイメージリポジトリー
- 更新時に発生したエラーの数
- 実行中の更新の進捗情報
- クラスターごとのマシン数
- CPU コアの数およびマシンの RAM のサイズ
- etcd クラスターのメンバー数、および現在 etcd クラスターに保存されているオブジェクトの数
- マシンタイプ (インフラまたはマスター) ごとに使用される CPU コアおよび RAM の数
- クラスターごとに使用される CPU コアおよび RAM の数
- クラスターごとの OpenShift Container Platform フレームワークコンポーネントの使用
- OpenShift Container Platform クラスターのバージョン
- クラスターにインストールされている OpenShift Container Platform フレームワークコンポーネントの健全性、状態、およびステータス。たとえば、クラスターバージョン Operator、クラスターモニタリング、イメージレジストリー、およびロギング用の Elasticsearch がこれらのコンポーネントに含まれます。
- インストール時に生成される一意でランダムな識別子
- Amazon Web Services などの OpenShift Container Platform がデプロイされているプラットフォームの名前