第3章 Telemetry からのオプトアウト


お使いのクラスターについて Telemetry からオプトアウトする必要が生じる可能性があります。たとえば、プライバシー法に従う必要のある場合がその例となります。

前提条件

  • oc として知られる OpenShift コマンドラインインターフェース (CLI) のインストール。
  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにログインする必要があります。
  • cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを data/config.yamlセクションで設定している必要があります。詳細は、クラスターモニタリング ConfigMap の作成について参照してください。

3.1. Telemetry の無効化による影響

OpenShift Container Platform 4.1 では、お客様は Telemetry サービスからオプトアウトすることができます。ただし、Telemetry はコアコンポーネントとして組み込まれ、クラスターの全体機能の一部として機能します。したがって、オプトアウトを使用しないことが強く推奨されます。

Telemetry をオプトアウトすることによる影響には、以下が含まれます。

  • Red Hat OpenShift Cluster Manager が予想通りに機能せず、クラスターについての重要な情報を表示しなくなる。
  • ご使用のクラスターが Red Hat の有効なサブスクリプションを使用しているかどうかの確認を含むサブスクリプション管理を cloud.redhat.com で行うことができなくなる。非接続のサブスクリプション管理はオプションとして選択できないため、データを Red Hat に送ることを選択しないことと、サブスクリプションを有効にすることを両立させることができません。
  • アップグレード時に生じる障害の報告による品質保証が適用されない。
  • 有効なサブスクリプションでクラスターを使用できない。

非接続環境向けの OpenShift Container Platform のデプロイメントおよび管理機能は今後の重要な目標とされており、 OpenShift Container Platform の今後のバージョンで提供される予定です。

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