4.4. CLI コマンドのトラブルシューティングおよびデバッグ
4.4.1. attach
実行中のコンテナーにシェルを割り当てます。
例: Pod python-1-mz2rf
の python
コンテナーからの出力の取得
$ oc attach python-1-mz2rf -c python
4.4.2. cp
ファイルおよびディレクトリーのコンテナーへの/からのコピーを実行します。
例: python-1-mz2rf
Pod からローカルファイルシステムへのファイルのコピー
$ oc cp default/python-1-mz2rf:/opt/app-root/src/README.md ~/mydirectory/.
4.4.3. debug
コマンドシェルを起動して、実行中のアプリケーションをデバッグします。
例: python
デプロイメントのデバッグ
$ oc debug deploymentconfig/python
4.4.4. exec
コンテナーでコマンドを実行します。
例: ls
コマンドの Pod python-1-mz2rf
の python
コンテナーでの実行
$ oc exec python-1-mz2rf -c python ls
4.4.5. logs
特定のビルド、BuildConfig、DeploymentConfig、または Pod のログ出力を取得します。
例: python
DeploymentConfig からの最新ログのストリーミング
$ oc logs -f deploymentconfig/python
4.4.6. port-forward
1 つ以上のポートを Pod に転送します。
例: ポート 8888
でのローカルのリッスンおよび Pod のポート 5000
への転送
$ oc port-forward python-1-mz2rf 8888:5000
4.4.7. proxy
Kubernetes API サーバーに対してプロキシーを実行します。
例: ./local/www/
から静的コンテンツを提供するポート 8011
の API サーバーに対するプロキシーの実行
$ oc proxy --port=8011 --www=./local/www/
4.4.8. rsh
コンテナーへのリモートシェルセッションを開きます。
例: python-1-mz2rf
Pod の最初のコンテナーでシェルセッションを開く
$ oc rsh python-1-mz2rf
4.4.9. rsync
ディレクトリーの内容の実行中の Pod コンテナーへの/からのコピーを実行します。変更されたファイルのみが、オペレーティングシステムから rsync
コマンドを使用してコピーされます。
例: ローカルディレクトリーのファイルの Pod ディレクトリーとの同期
$ oc rsync ~/mydirectory/ python-1-mz2rf:/opt/app-root/src/
4.4.10. run
特定のイメージを作成し、実行します。デフォルトでは、これにより作成されたコンテナーを管理するための DeploymentConfig が作成されます。
例: 3 つのレプリカを持つ perl
イメージのインスタンスの開始
$ oc run my-test --image=perl --replicas=3
4.4.11. wait
1 つ以上のリソースの特定の条件を待機します。
例: python-1-mz2rf
Pod の削除の待機
$ oc wait --for=delete pod/python-1-mz2rf