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第6章 イメージ設定リソース

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以下の手順でイメージレジストリーを設定します。

6.1. イメージコントローラー設定パラメーター

image.config.openshift.io/cluster リソースは以下の設定パラメーターを提供します。

パラメーター説明

Image

イメージの処理方法についてのクラスター全体の情報を保持します。正規名および唯一の有効な名前となるのは cluster です。

spec: 設定についてのユーザーが設定できる値を保持します。spec サブセクションを編集できます。

status: クラスターから監視される値を保持します。

ImageSpec

allowedRegistriesForImport: 標準ユーザーがイメージのインポートに使用するコンテナーイメージレジストリーを制限します。この一覧を、有効なイメージを含むものとしてユーザーが信頼し、アプリケーションのインポート元となるレジストリーに設定します。イメージまたは ImageStreamMappings を API 経由で作成するパーミッションを持つユーザーは、このポリシーによる影響を受けません。通常、これらのパーミッションを持っているのはクラスター管理者のみです。

additionalTrustedCA: ImageStream importpod image pullopenshift-image-registry pullthrough、およびビルドの処理時に信頼される必要のある追加の CA が含まれる ConfigMap の参照です。

この ConfigMap の namespace は openshift-config です。ConfigMap の形式では、信頼する追加のレジストリー CA についてレジストリーのホスト名をキーとして使用し、PEM エンコード証明書を値として使用します。

registrySources: コンテナーランタイムがビルドおよび Pod のイメージへのアクセス時に個々のレジストリーを処理する方法を決定する設定が含まれます。たとえば、非セキュアなアクセスを許可するかどうかを設定します。内部クラスターレジストリーの設定は含まれません。

ImageStatus

internalRegistryHostname: internalRegistryHostname を制御するイメージレジストリー Operator によって設定されます。これはデフォルトの内部イメージレジストリーのホスト名を設定します。値は hostname[:port] 形式の値である必要があります。後方互換性を確保す るために、OPENSHIFT_DEFAULT_REGISTRY 環境変数を依然として使用できますが、この設定によってこの環境変数は上書きされます。

externalRegistryHostnames: デフォルトの外部イメージレジストリーのホスト名を指定します。外部ホスト名は、イメージレジストリーが外部に公開される場合にのみ設定される必要があります。最初の値は、イメージストリームの publicDockerImageRepository フィールドで使用されます。値は hostname[:port] 形式の値である必要があります。

RegistryLocation

レジストリーのドメイン名で指定されるレジストリーの場所が含まれます。ドメイン名にはワイルドカードが含まれる可能性があります。

domainName: レジストリーのドメイン名を指定します。レジストリーが標準以外の (80 または 443) ポートを使用する場合、ポートはドメイン名にも含まれる必要があります。

insecure: insecure はレジストリーがセキュアか、または非セキュアであるかを示します。指定がない場合には、デフォルトでレジストリーはセキュアであることが想定されます。

RegistrySources

レジストリー設定を処理する方法についてのクラスター全体の情報を保持します。

insecureRegistries: 有効な TLS 証明書を持たないか、または HTTP 接続のみをサポートするレジストリーです。

blockedRegistries: イメージのプルおよびプッシュアクションについてブラックリスト化されます。他のすべてのレジストリーは許可されます。

allowedRegistries: イメージのプルおよびプッシュアクションについてホワイトリスト化されます。他のすべてのレジストリーはブロックされます。

blockedRegistries または allowedRegistries のいずれかのみを設定できます。

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