4.3. アプリケーション管理 CLI コマンド
4.3.1. annotate
1 つ以上のリソースでアノテーションを更新します。
例: アノテーションのルートへの追加
$ oc annotate route/test-route haproxy.router.openshift.io/ip_whitelist="192.168.1.10"
例: ルートからのアノテーションの削除
$ oc annotate route/test-route haproxy.router.openshift.io/ip_whitelist-
4.3.2. apply
JSON または YAML 形式のファイル名または標準入力 (stdin) 別に設定をリソースに適用します。
例: pod.json
の設定の Pod への適用
$ oc apply -f pod.json
4.3.3. autoscale
DeploymentConfig または ReplicationController の自動スケーリングを実行します。
例: 最小の 2 つおよび最大の 5 つの Pod への自動スケーリング
$ oc autoscale deploymentconfig/parksmap-katacoda --min=2 --max=5
4.3.4. create
JSON または YAML 形式のファイル名または標準入力 (stdin) 別にリソースを作成します。
例: pod.json
の内容を使用した Pod の作成
$ oc create -f pod.json
4.3.5. delete
リソースを削除します。
例: parksmap-katacoda-1-qfqz4
という名前の Pod の削除
$ oc delete pod/parksmap-katacoda-1-qfqz4
例: app=parksmap-katacoda
ラベルの付いたすべての Pod の削除
$ oc delete pods -l app=parksmap-katacoda
4.3.6. describe
特定のオブジェクトに関する詳細情報を返します。
例: example
という名前のデプロイメントの記述
$ oc describe deployment/example
例: すべての Pod の記述
$ oc describe pods
4.3.7. edit
リソースを編集します。
例: デフォルトエディターを使用した DeploymentConfig の編集
$ oc edit deploymentconfig/parksmap-katacoda
例: 異なるエディターを使用した DeploymentConfig の編集
$ OC_EDITOR="nano" oc edit deploymentconfig/parksmap-katacoda
例: JSON 形式の DeploymentConfig の編集
$ oc edit deploymentconfig/parksmap-katacoda -o json
4.3.8. expose
ルートとしてサービスを外部に公開します。
例: サービスの公開
$ oc expose service/parksmap-katacoda
例: サービスの公開およびホスト名の指定
$ oc expose service/parksmap-katacoda --hostname=www.my-host.com
4.3.9. get
1 つ以上のリソースを表示します。
例: default
namespace の Pod の一覧表示
$ oc get pods -n default
例: JSON 形式の python
DeploymentConfig についての詳細の取得
$ oc get deploymentconfig/python -o json
4.3.10. label
1 つ以上のリソースでアノテーションを更新します。
例: python-1-mz2rf
Pod の unhealthy
に設定されたラベル status
での更新
$ oc label pod/python-1-mz2rf status=unhealthy
4.3.11. scale
ReplicationController または DeploymentConfig の必要なレプリカ数を設定します。
例: ruby-app
DeploymentConfig の 3 つの Pod へのスケーリング
$ oc scale deploymentconfig/ruby-app --replicas=3
4.3.12. secrets
プロジェクトのシークレットを管理します。
例: my-pull-secret
の、default
サービスアカウントによるイメージプルシークレットとしての使用を許可
$ oc secrets link default my-pull-secret --for=pull
4.3.13. serviceaccounts
サービスアカウントに割り当てられたトークンを取得するか、またはサービスアカウントの新規トークンまたは kubeconfig
ファイルを作成します。
例: default
サービスアカウントに割り当てられたトークンの取得
$ oc serviceaccounts get-token default
4.3.14. set
既存のアプリケーションリソースを設定します。
例: BuildConfig でのシークレットの名前の設定
$ oc set build-secret --source buildconfig/mybc mysecret