9.4. Red Hat OpenShift Serverless テクノロジープレビューリリースノート (1.0.0)
9.4.1. 新機能
OpenShift Serverless の今回のリリースでは OpenShift Serverless Operator を導入しています。これは Knative Serving 0.7.1 に対応し、OpenShift Service Mesh 1.0 についてテスト済みです。
9.4.2. 既知の問題
現時点で OpenShift Serverless には以下の制限があります。
-
Knative Serving Operator は、ServiceMeshMemberRoll が
knative-serving
namespace を組み込むまで待機する必要があります。インストール手順では、knative-serving
namespace を作成してから Operator をインストールすることが推奨されます。Istio では、Knative Serving Pod の作成時にknative-serving
namespace が ServiceMeshMemberRoll にあると認識しません。そのため、サイドカーは挿入されません。 -
Knative サービスは、クラスターが長時間実行される場合に 503 ステータスコードを返します。Knative Serving Pod にはエラーは表示されません。
istio-pilot
Pod を再起動すると、問題は一時的に解決されます。 - gRPC および HTTP2 はルートに対して機能しません。これは OpenShift ルートの既知の制限です。