3.4. 認証で有効にされる Red Hat レジストリー


Red Hat Container Catalog で利用可能なすべてのコンテナーイメージはイメージレジストリーの registry.redhat.io でホストされます。

レジストリー registry.redhat.io では、イメージおよび OpenShift Container Platform でホストされるコンテンツへのアクセスに認証が必要です。新規レジストリーへの移行後も、既存レジストリーはしばらく利用可能になります。

注記

OpenShift Container Platform はイメージを registry.redhat.io からプルするため、これを使用できるようにクラスターを設定する必要があります。

新規レジストリーは、以下の方法を使用して認証に標準の OAuth メカニズムを使用します。

  • 認証トークン。管理者によって生成されるこれらのトークンは、システムにコンテナーイメージレジストリーに対する認証機能を付与するサービスアカウントです。サービスアカウントはユーザーアカウントの変更による影響を受けないため、トークンの認証方法は信頼性があり、回復性があります。これは、実稼働クラスター用にサポートされている唯一の認証オプションです。
  • Web ユーザー名およびパスワード。これは、access.redhat.com などのリソースへのログインに使用する標準的な認証情報のセットです。OpenShift Container Platform でこの認証方法を使用することはできますが、これは実稼働デプロイメントではサポートされません。この認証方法の使用は、OpenShift Container Platform 外のスタンドアロンのプロジェクトに制限されます。

ユーザー名およびパスワード、または認証トークンのいずれかの認証情報を使用して podman login を使用し、新規レジストリーのコンテンツにアクセスします。

すべてのイメージストリームは新規レジストリーを参照します。レジストリーにはアクセスするために認証が必要であるため、Samples Operator は samples-registry-credentials シークレットを作成します。

認証情報は 2 つの場所に配置する必要があります。

  • OpenShift namespace。OpenShift namespace のイメージストリームがインポートできるように、認証情報は OpenShift namespace になければなりません。
  • ホスト。Kubernetes でイメージをプルする際にホストの認証情報を使用するため、認証情報はホスト上になければなりません。
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