3.2. CLI プラグインのインストールおよび使用
OpenShift Container Platform CLI のカスタムプラグインの作成後に、これが提供する機能を使用できるようインストールする必要があります。
現時点で OpenShift CLI プラグインはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。
詳細は、「テクノロジープレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。
前提条件
-
oc
CLI ツールをインストールしていること。 -
oc-
またはkubectl-
で始まる CLI プラグインファイルがあること。
手順
必要に応じて、プラグインファイルを実行可能な状態になるように更新します。
$ chmod +x <plugin_file>
ファイルを
PATH
の任意の場所に置きます (例:/usr/local/bin/
)。$ sudo mv <plugin_file> /usr/local/bin/.
oc plugin list
を実行し、プラグインが一覧表示されることを確認します。$ oc plugin list The following compatible plugins are available: /usr/local/bin/<plugin_file>
プラグインがここに一覧表示されていない場合、ファイルが
oc-
またはkubectl-
で開始されるものであり、実行可能な状態でPATH
上にあることを確認します。プラグインによって導入される新規コマンドまたはオプションを起動します。
たとえば、
kubectl-ns
プラグインをサンプルのプラグインリポジトリーからビルドし、インストールしている場合、以下のコマンドを使用して現在の namespace を表示できます。$ oc ns
プラグインを起動するためのコマンドはプラグインファイル名によって異なることに注意してください。たとえば、ファイル名が
oc-foo-bar
のプラグインはoc foo bar
コマンドによって起動します。