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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.2.34. VirtIO ドライバーの既存の Windows 仮想マシンへのインストール
2.34.1. VirtIO ドライバーについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					VirtIO ドライバーは、Microsoft Windows 仮想マシンが Container-native Virtualization で実行されるために必要な準仮想化デバイスドライバーです。サポートされるドライバーは cnv-tech-preview/virtio-win container disk of the Red Hat Container Catalog で利用できます。
				
					cnv-tech-preview/virtio-win コンテナーディスクは、ドライバーのインストールを有効にするために SATA CD ドライブとして仮想マシンに割り当てられる必要があります。仮想マシン上での Windows のインストール時に VirtIO ドライバーをインストールすることも、既存の Windows インストールに追加することもできます。
				
					ドライバーのインストール後に、cnv-tech-preview/virtio-win コンテナーディスクは仮想マシンから削除できます。
				
「Installing Virtio drivers on a new Windows virtual machine」も参照してください。
2.34.2. Microsoft Windows 仮想マシンのサポートされる VirtIO ドライバー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| ドライバー名 | ハードウェア ID | 説明 | 
|---|---|---|
|   viostor  |   
									VEN_1AF4&DEV_1001  |   ブロックドライバー。Other devices グループの SCSI Controller として表示される場合があります。  | 
|   viorng  |   
									VEN_1AF4&DEV_1005  |   エントロピーソースドライバー。Other devices グループの PCI Device として表示される場合があります。  | 
|   NetKVM  |   
									VEN_1AF4&DEV_1000  |   ネットワークドライバー。Other devices グループの Ethernet Controller として表示される場合があります。VirtIO NIC が設定されている場合にのみ利用できます。  | 
2.34.3. VirtIO ドライバーコンテナーディスクの仮想マシンへの追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					Container-native Virtualization は、Red Hat Container Catalogで利用できる Microsoft Windows の VirtIO ドライバーをコンテナーディスクとして配布します。これらのドライバーを Windows 仮想マシンにインストールするには、仮想マシン設定ファイルで cnv-tech-preview/virtio-win コンテナーディスクを SATA CD ドライブとして仮想マシンに割り当てます。
				
前提条件
- 
							
cnv-tech-preview/virtio-winコンテナーディスクを Red Hat Container Catalogからダウンロードします。コンテナーディスクがクラスターにない場合は Red Hat レジストリーからダウンロードされるため、これは必須ではありません。 
手順
cnv-tech-preview/virtio-winコンテナーディスクをcdromディスクとして Windows 仮想マシン設定ファイルに追加します。コンテナーディスクは、クラスターにない場合はレジストリーからダウンロードされます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
 - Container-native Virtualization は、
VirtualMachine設定ファイルに定義される順序で仮想マシンディスクを起動します。cnv-tech-preview/virtio-winコンテナーディスクの前に仮想マシンの他のディスクを定義するか、またはオプションのbootOrderパラメーターを使用して仮想マシンが正しいディスクから起動するようにできます。ディスクにbootOrderを指定する場合、これは設定のすべてのディスクに指定される必要があります。 
ディスクは、仮想マシンが起動すると利用可能になります。
- 
									コンテナーディスクを実行中の仮想マシンに追加する場合、変更を有効にするために CLI で 
oc apply -f <vm.yaml>を使用するか、または仮想マシンを再起動します。 - 
									仮想マシンが実行されていない場合、
virtctl start <vm>を使用します。 
- 
									コンテナーディスクを実行中の仮想マシンに追加する場合、変更を有効にするために CLI で 
 
仮想マシンが起動したら、VirtIO ドライバーを割り当てられた SATA CD ドライブからインストールできます。
2.34.4. VirtIO ドライバーの既存 Windows 仮想マシンへのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
VirtIO ドライバーを、割り当てられた SATA CD ドライブから既存の Windows 仮想マシンにインストールします。
この手順では、ドライバーを Windows に追加するための汎用的なアプローチを使用しています。このプロセスは Windows のバージョンごとに若干異なる可能性があります。インストールする Windows のバージョンについてのドキュメントを参照してください。
手順
- 仮想マシンを起動し、グラフィカルコンソールに接続します。
 - Windows ユーザーセッションにログインします。
 Device Manager を開き、Other devices を拡張して、Unknown device を一覧表示します。
- 
									
Device Propertiesを開いて不明なデバイスを特定する必要がある場合があります。デバイスを右クリックし、Properties を選択します。 - Details タブをクリックし、Property リストで Hardware Ids を選択します。
 - Hardware Ids の Value をサポートされる VirtIO ドライバーと比較します。
 
- 
									
 - デバイスを右クリックし、Update Driver Software を選択します。
 - Browse my computer for driver software をクリックし、VirtIO ドライバーが置かれている割り当て済みの SATA CD ドライブの場所に移動します。ドライバーは、ドライバーのタイプ、オペレーティングシステム、および CPU アーキテクチャー別に階層的に編成されます。
 - Next をクリックしてドライバーをインストールします。
 - 必要なすべての VirtIO ドライバーに対してこのプロセスを繰り返します。
 - ドライバーのインストール後に、Close をクリックしてウィンドウを閉じます。
 - 仮想マシンを再起動してドライバーのインストールを完了します。
 
2.34.5. 仮想マシンからの VirtIO コンテナーディスクの削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					必要なすべての VirtIO ドライバーを仮想マシンにインストールした後は、cnv-tech-preview/virtio-win コンテナーディスクを仮想マシンに割り当てる必要はなくなります。cnv-tech-preview/virtio-win コンテナーディスクを仮想マシン設定ファイルから削除します。
				
手順
設定ファイルを編集し、
diskおよびvolumeを削除します。oc edit vm <vm-name>
$ oc edit vm <vm-name>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 変更を有効にするために仮想マシンを再起動します。