第13章 bgpvpn


本章では、bgpvpn コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

13.1. bgpvpn create

BGP VPN リソースを作成します。

使用方法

openstack bgpvpn create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                               [-c COLUMN] [--noindent] [--prefix PREFIX]
                               [--max-width <integer>] [--fit-width]
                               [--print-empty] [--project <project>]
                               [--project-domain <project-domain>]
                               [--name <name>] [--route-target <route-target>]
                               [--import-target <import-target>]
                               [--export-target <export-target>]
                               [--route-distinguisher <route-distinguisher>]
                               [--vni VNI] [--local-pref LOCAL_PREF]
                               [--type {l2,l3}]

表13.1 その他の引数 (オプション):
概要

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--project <project>

所有者のプロジェクト(名前または ID)

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン(名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--name <name>

Bgp vpn の名前

--route-target <route-target>

インポート/エクスポートリストにルートターゲットを追加します(複数のルートターゲットを指定する場合はオプションを繰り返します)

--import-target <import-target>

インポートするルートターゲットを追加します(複数のルートターゲットを指定する場合はオプションを繰り返します)。

--export-target <export-target>

エクスポートリストにルートターゲットを追加します(複数のルートターゲットを指定する場合はオプションを繰り返します)

--route-distinguisher <route-distinguisher>

Route Distinguisher を選択して VPN ルートを広告する一覧に Route Distinguisher を追加します (Route Distinguisher を複数指定するには、オプションを繰り返し使用します)。

--vni VNI

VXLAN カプセル化を使用する場合は、この bgpvpn に使用する VXLAN ネットワーク ID

--local-pref LOCAL_PREF

この BGPVPN へのルート広告に使用するデフォルトの bgp local_pref。

--type {l2,l3}

ip vpn (l3) と Ethernet VPN (l2) の間の Bgp vpn タイプの選択 (デフォルト: l3)

表13.2 出力形式の設定
概要

出力フォーマッター options-f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表13.3 JSON 書式設定
概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表13.4 Shell フォーマッター
概要

UNIX シェルで解析できる形式(variable="value")--prefix PREFIX

すべての変数名にプレフィックスを追加します。

表13.5 表の書式設定
概要

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

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