57.9. overcloud deploy
オーバークラウドをデプロイします。
使用方法
| 値 | 概要 | 
|---|---|
|   --templates [TEMPLATES]  |   デプロイする Heat テンプレートが格納されているディレクトリー。  | 
|   --stack STACK  |   作成または更新するスタック名  | 
|   --timeout <TIMEOUT>, -t <TIMEOUT>  |   デプロイメントのタイムアウト (分単位)  | 
|   --control-scale CONTROL_SCALE  |   新しいコントロールノード数(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター ControllerCount を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --compute-scale COMPUTE_SCALE  |   新しいコンピュートノード数(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター ComputeCount を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --ceph-storage-scale CEPH_STORAGE_SCALE  |   新しいcephストレージノード数(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター CephStorageCount を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --block-storage-scale BLOCK_STORAGE_SCALE  |   新しいcinderストレージノード数(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター BlockStorageCount を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --swift-storage-scale SWIFT_STORAGE_SCALE  |   新しいswiftストレージノード数(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター ObjectStorageCount を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --control-flavor CONTROL_FLAVOR  |   コントロールノードに使用するNovaフレーバー(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター OvercloudControlFlavor を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --compute-flavor COMPUTE_FLAVOR  |   コンピュートノードに使用するNovaフレーバー(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター OvercloudComputeFlavor を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --ceph-storage-flavor CEPH_STORAGE_FLAVOR  |   ceph ストレージノードに使用する nova フレーバー。(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター OvercloudCephStorageFlavor を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --block-storage-flavor BLOCK_STORAGE_FLAVOR  |   cinder ストレージノードに使用する Nova フレーバー(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター OvercloudBlockStorageFlavor を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --swift-storage-flavor SWIFT_STORAGE_FLAVOR  |   swift ストレージノードに使用する nova フレーバー(非推奨。環境ファイルを使用して、パラメーター OvercloudSwiftStorageFlavor を設定します。これは「P」リリースの後に削除されます。  | 
|   --libvirt-type {kvm,qemu}  |   Libvirt ドメインの種別。  | 
|   --ntp-server NTP_SERVER  |   オーバークラウドノードの ntp。  | 
|   --no-proxy NO_PROXY  |   プロキシーされないホストのコンマ区切りリスト。  | 
|   --overcloud-ssh-user OVERCLOUD_SSH_USER  |   オーバークラウドノードへの ssh アクセスのためのユーザー  | 
|   --overcloud-ssh-key OVERCLOUD_SSH_KEY  |   オーバークラウドノードへの ssh アクセスに使用する鍵のパス。  | 
|   --overcloud-ssh-network OVERCLOUD_SSH_NETWORK  |   オーバークラウドノードへの ssh アクセスに使用するネットワーク名。  | 
|   --environment-file <HEAT ENVIRONMENT FILE>, -e <HEAT ENVIRONMENT FILE>  |   heat stack- create または heat stack-update コマンドに渡す環境ファイル。(複数回指定することが可能です。)  | 
|   --environment-directory <HEAT ENVIRONMENT DIRECTORY>  |   heat stack-create または heat stack-update コマンドに自動的に追加される環境ファイルディレクトリー。複数回指定することが可能です。ディレクトリー内のファイルは、昇順で読み込まれます。  | 
|   --roles-file ROLES_FILE, -r ROLES_FILE  |   ロールファイル。--templates ディレクトリーのデフォルトの roles_data.yaml を上書きします。絶対パスまたは --templates に対する相対パスを指定できます。  | 
|   --networks-file NETWORKS_FILE, -n NETWORKS_FILE  |   ネットワークファイル。--templates ディレクトリーのデフォルトの network_data.yaml を上書きします。  | 
|   --plan-environment-file PLAN_ENVIRONMENT_FILE, -p PLAN_ENVIRONMENT_FILE  |   プラン環境ファイル。--templates ディレクトリーのデフォルトの plan-environment.yaml を上書きします。  | 
|   --no-cleanup  |   一時ファイルをクリーンアップせず、場所をログとして記録します。  | 
|   --update-plan-only  |   プランの更新のみを行います。実際のデプロイメントは実行しません。注記:今後のリリースでは、別のコマンドに移行します。  | 
|   --validation-errors-nonfatal  |   検証エラーが発生しても、デプロイメントを継続できます。エラーが存在するのにデプロイメントを試みると、失敗する可能性があることに注意してください。  | 
|   --validation-warnings-fatal  |   設定の事前チェックで警告がある場合は終了します。  | 
|   --disable-validations  |   非推奨。デプロイメント前の検証を完全に無効にします。これらの検証は、組み込まれたデプロイメント前の検証です。Tripleo-validations からの外部検証を有効にするには、--run-validations フラグを使用します。これらの検証は、tripleo-validations の外部検証により実行されるようになりました。  | 
|   --inflight-validations  |   デプロイ中のインフライト検証をアクティブにします。インフライト検証は、デプロイされたサービスがアクティベーション直後に実行されるようにする堅牢な方法を提供します。デフォルトは false です。  | 
|   --dry-run  |   検証のみを実行しますが、変更は適用されません。  | 
|   --run-validations  |   tripleo-validations プロジェクトからの外部検証を実行します。  | 
|   --skip-postconfig  |   オーバークラウドのデプロイ後の設定を省略します。  | 
|   --force-postconfig  |   オーバークラウドのデプロイ後の設定を強制的に行います。  | 
|   --skip-deploy-identifier  |   DeployIdentifier パラメーターの一意の ID 生成を省略します。ソフトウェア設定のデプロイメントステップは、実際に設定が変更された場合にしか実行されません。このオプションの使用には注意が必要です。特定のロールをスケールアウトする時など、ソフトウェア設定を実行する必要がないことが確かな場合にのみ、このオプションを使用してください。  | 
|   --answers-file ANSWERS_FILE  |   引数とパラメーターが記載された YAML ファイルへのパス。  | 
|   --disable-password-generation  |   パスワードの生成を無効にします。  | 
|   --deployed-server  |   事前にプロビジョニングされたオーバークラウドノードを使用します。アンダークラウドノードから、baremetal、compute、およびimageサービスの要件を削除します。これは--disable-validations とだけ使用する必要があります。  | 
|   --config-download  |   config-downloadメカニズムを使用してデプロイメントを実行します。これは現在のデフォルトであり、この CLI のオプションは今後廃止される可能性があります。  | 
|   --no-config-download, --stack-only  |   config-download ワークフローを無効にして、スタックと関連する OpenStack リソースのみを作成します。ソフトウェア設定は適用されません。  | 
|   --config-download-only  |   スタックの作成/更新を無効にして、ソフトウェア設定を適用する config-download ワークフローのみを実行します。  | 
|   --output-dir OUTPUT_DIR  |   config-downloadを使用する際、保存した出力に使用するディレクトリー。ディレクトリーは mistral ユーザーが書き込み可能でなければなりません。指定しない場合、デフォルトのサーバー側の値(/var/lib/mistral/<execution id>)が使用されます。  | 
|   --override-ansible-cfg OVERRIDE_ANSIBLE_CFG  |   Ansible 設定ファイルへのパス。ファイルの設定は、デフォルトで config-download が使用する設定を上書きします。  | 
|   --config-download-timeout CONFIG_DOWNLOAD_TIMEOUT  |   config-download のステップに使用するタイムアウト (分単位)。設定しなければ、スタック操作後の --timeout パラメーターの残り時間にかかわらず、デフォルトがその時間に設定されます。  | 
|   --deployment-python-interpreter DEPLOYMENT_PYTHON_INTERPRETER  |   デプロイメントアクションに使用する Python インタープリターへのパス。これは、python3 システムから python2 ホストにデプロイする場合や、その逆の場合に使用する必要がある場合があります。  | 
| 値 | 概要 | 
|---|---|
|   --rhel-reg  |   カスタマーポータルまたは Satellite にオーバークラウドノードを登録します。  | 
|   --reg-method {satellite,portal}  |   オーバークラウドノードに使用する RHEL 登録方法。  | 
|   --reg-org REG_ORG  |   登録に使用する組織キー。  | 
|   --reg-force  |   すでに登録済みでもシステムを登録します。  | 
|   --reg-sat-url REG_SAT_URL  |   オーバークラウドノードを登録する Satellite サーバー  | 
|   --reg-activation-key REG_ACTIVATION_KEY  |   登録に使用するアクティベーションキー  |