8.2. AS2 オプション
AS2 コンポーネントは、以下に示す 2 個のオプションをサポートしています。
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
|---|---|---|---|
| configuration (common) | 共有設定を使用するには | AS2Configuration | |
| resolveProperty Placeholders (advanced) | 起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。 | true | boolean |
AS2 エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
as2:apiName
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
8.2.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
|---|---|---|---|
| apiName | 必須 操作の種類 | AS2ApiName |
8.2.2. クエリーパラメーター (30 パラメーター)
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
|---|---|---|---|
| as2From (common) | AS2 メッセージの AS2From ヘッダーの値。 | String | |
| as2MessageStructure (common) | AS2 メッセージの構造。PLAIN - 暗号化なし、署名なし、SIGNED - 暗号化なし、署名、ENCRYPTED - 暗号化あり、署名なし、ENCRYPTED_SIGNED - 暗号化あり、署名 | AS2MessageStructure | |
| as2To (common) | AS2 メッセージの AS2To ヘッダーの値。 | String | |
| as2Version (common) | AS2 プロトコルのバージョン。 | 1.1 | String |
| clientFqdn (common) | クライアントの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。エンドポイントによって送信されるメッセージ ID で使用されます。 | camel.apache.org | String |
| dispositionNotificationTo (common) | Disposition-Notification-To ヘッダーの値。このパラメーターに値を割り当てると、AS2 メッセージのメッセージ処理通知 (MDN) が要求されます。 | String | |
| ediMessageTransferEncoding (common) | EDI メッセージの転送エンコーディング。 | String | |
| ediMessageType (common) | EDI メッセージのコンテンツタイプ。application/edifact、application/edi-x12、application/edi-consent のいずれか | ContentType | |
| encryptingAlgorithm (common) | EDI メッセージの暗号化に使用されるアルゴリズム。 | AS2EncryptionAlgorithm | |
| encryptingCertificateChain (common) | EDI メッセージの暗号化に使用される証明書のチェーン。 | Certificate[] | |
| encryptingPrivateKey (common) | EDI メッセージの暗号化に使用されるキー。 | PrivateKey | |
| from (common) | AS2 メッセージの From ヘッダーの値。 | String | |
| inBody (common) | ボディにて交換で渡されるパラメーターの名前を設定します。 | String | |
| methodName (common) | 必須: 選択した操作に使用するサブ操作 | String | |
| requestUri (common) | EDI メッセージのリクエスト URI。 | / | String |
| server (common) | AS2 サーバーを識別するサーバーメッセージヘッダーに含まれる値。 | Camel AS2 サーバーエンドポイント | String |
| serverFqdn (common) | サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。エンドポイントによって送信されるメッセージ ID で使用されます。 | camel.apache.org | String |
| serverPortNumber (common) | サーバーのポート番号。 | Integer | |
| signedReceiptMicAlgorithms (common) | メッセージ破棄通知 (MDN) で返されるメッセージ整合性チェック (MIC) を生成するために要求されたアルゴリズムのリスト (優先順)。 | String[] | |
| signingAlgorithm (common) | EDI メッセージの署名に使用されるアルゴリズム。 | AS2SignatureAlgorithm | |
| signingCertificateChain (common) | EDI メッセージの署名に使用される証明書のチェーン。 | Certificate[] | |
| signingPrivateKey (common) | EDI メッセージの署名に使用される鍵。 | PrivateKey | |
| subject (common) | AS2 メッセージの Subject ヘッダーの値。 | String | |
| targetHostname (common) | ターゲットホストのホスト名 (IP または DNS 名)。 | String | |
| targetPortNumber (common) | ターゲットホストのポート番号。-1 はスキームのデフォルトポートを示します。 | Integer | |
| userAgent (common) | AS2 ユーザーエージェントを識別する User-Agent メッセージヘッダーに含まれる値。 | Camel AS2 クライアントエンドポイント | String |
| bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean |
| exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
| exchangePattern (consumer) | コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。 | ExchangePattern | |
| synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |
