第58章 Castor DataFormat (非推奨)
Camel バージョン 2.1 以降で利用可能
Castor は、Castor XML ライブラリー を使用して XML ペイロードを Java オブジェクトにアンマーシャリングするか、Java オブジェクトを XML ペイロードにマーシャリングするデータ形式です。
通常、Java DSL または Spring XML のいずれかを使用して Castor Data Format を操作できます。
58.1. Java DSL を使用
from("direct:order"). marshal().castor(). to("activemq:queue:order");
たとえば、次の例では、デフォルトの Castor データバインディング機能を使用する名前付きの Castor の DataFormat を使用しています。
CastorDataFormat castor = new CastorDataFormat (); from("activemq:My.Queue"). unmarshal(castor). to("mqseries:Another.Queue");
必要に応じて、Spring XML ファイルなどを介してレジストリーで定義できるデータ形式への名前付き参照を使用します。以下の例を示します。
from("activemq:My.Queue"). unmarshal("mycastorType"). to("mqseries:Another.Queue");
マッピングファイルを提供してデフォルトのマッピングスキーマをオーバーライドする場合は、次のように設定できます。
CastorDataFormat castor = new CastorDataFormat (); castor.setMappingFile("mapping.xml");
また、Castor Marshaller と Unmarshaller をさらに制御したい場合は、以下のようにアクセスできます。
castor.getMarshaller(); castor.getUnmarshaller();