213.7. パスワードなどの機密情報のマスク
Camel 2.19 以降で利用可能
logMask
フラグを true
に設定することで、ログのセキュリティーマスキングを有効にできます。このオプションはログ EIP にも影響することに注意してください。
CamelContext レベルで Java DSL でマスクを有効にするには、以下を行います。
camelContext.setLogMask(true);
XML では次のようになります。
<camelContext logMask="true">
エンドポイントレベルでオン/オフにすることもできます。エンドポイントレベルで Java DSL のマスクを有効にするには、ログエンドポイントの URI に logMask=true オプションを追加します。
from("direct:start").to("log:foo?logMask=true");
XML では次のようになります。
<route> <from uri="direct:foo"/> <to uri="log:foo?logMask=true"/> </route>
デフォルトでは、org.apache.camel.processor.DefaultMaskingFormatter
がマスキングに使用されます。カスタムマスキングフォーマッタを使用する場合は、CamelCustomLogMask
という名前でレジストリーに配置します。マスキングフォーマッタは org.apache.camel.spi.MaskingFormatter
を実装する必要があることに注意してください。