第381章 Zendesk コンポーネント


Camel バージョン 2.19 以降で利用可能

Zendesk コンポーネントは、zendesk-java-client を使用してアクセス可能なすべての zendesk.com API へのアクセスを提供します。Zendesk チケット、ユーザー、組織などを管理するためのメッセージを生成できます。

Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。

    <dependency>
        <groupId>org.apache.camel</groupId>
        <artifactId>camel-zendesk</artifactId>
        <version>${camel-version}</version>
    </dependency>

381.1. Zendesk オプション

Zendesk コンポーネントは、以下に示す 3 個のオプションをサポートしています。

名前説明デフォルトタイプ

configuration (common)

共有設定を使用する場合。

 

ZendeskConfiguration

zendesk (advanced)

共有 Zendesk インスタンスを使用するには。

 

Zendesk

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

Zendesk エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

zendesk:methodName

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

381.1.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

methodName

必須 使用する操作。

 

String

381.1.2. クエリーパラメーター (10 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

inBody (common)

ボディにて交換で渡されるパラメーターの名前を設定します。

 

String

serverUrl (common)

接続するサーバー URL。

 

String

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

oauthToken (security)

OAuth トークン。

 

String

password (security)

パスワード。

 

String

token (security)

セキュリティートークン。

 

String

username (security)

ユーザー名。

 

String

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