310.3. オプション
SNMP コンポーネントにはオプションがありません。
SNMP エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
snmp:host:port
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
310.3.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
host | 必須 SNMP 対応デバイスのホスト名 | String | |
port | 必須 SNMP 対応デバイスのポート番号 | Integer |
310.3.2. クエリーパラメーター(35 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean |
delay (consumer) | 更新レートを秒単位で設定します。 | 60000 | long |
oids (consumer) | 関心のある値を定義します。ウィキペディアを見て理解を深めてください。単一の OID またはコンマ区切りの OID リストを指定できます。例: oids=1.3.6.1.2.1.1.3.0,1.3.6.1.2.1.25.3.2.1.5.1,1.3.6.1.2.1.25.3.5.1.1.1,1.3.6.1.2.1.43.5.1.1.11.1 | String | |
protocol (consumer) | ここで、使用するプロトコルを選択できます。udp または tcp のいずれかを使用できます。 | udp | String |
retries (consumer) | リクエストをキャンセルする前に再試行する頻度を定義します。 | 2 | int |
sendEmptyMessageWhenIdle (consumer) | ポーリングコンシューマーがファイルをポーリングしなかった場合、このオプションを有効にして、代わりに空のメッセージ (ボディーなし) を送信できます。 | false | boolean |
snmpCommunity (consumer) | snmp 要求のコミュニティーオクテット文字列を設定します。 | public | String |
snmpContextEngineId (consumer) | スコープ PDU のコンテキストエンジン ID フィールドを設定します。 | String | |
snmpContextName (consumer) | このスコープ PDU のコンテキスト名フィールドを設定します。 | String | |
snmpVersion (consumer) | リクエストの snmp バージョンを設定します。値 0 は SNMPv1、1 は SNMPv2c、値 3 は SNMPv3 を意味します。 | 0 | int |
timeout (consumer) | リクエストのタイムアウト値をミリ秒で設定します。 | 1500 | int |
treeList (consumer) | ツリーに子要素がある場合にスコープ付き PDU をリストとして表示するかどうかのフラグを設定します。 | false | boolean |
type (consumer) | ポーリング、トラップなど、実行する操作。 | SnmpActionType | |
exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
exchangePattern (consumer) | コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。 | ExchangePattern | |
pollStrategy (consumer) | プラグ可能な org.apache.camel.PollingConsumerPollingStrategy を使用すると、エクスチェンジが作成され、Camel でルーティングされる前に、通常はポーリング操作中に発生するエラー処理を制御するカスタム実装が提供できます。 | PollingConsumerPoll Strategy | |
synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |
backoffErrorThreshold (scheduler) | backoffMultipler が開始する前に発生する必要がある後続のエラーポーリング (エラーによって失敗した) の数。 | int | |
backoffIdleThreshold (scheduler) | backoffMultipler が開始する前に発生する必要がある後続のアイドルポーリングの数。 | int | |
backoffMultiplier (scheduler) | 後続のアイドル状態/エラーが連続して発生した場合に、スケジュールされたポーリングコンシューマーのバックオフを許可します。乗数は、実際に次の試行が行われる前にスキップされるポーリングの数です。このオプションが使用されている場合は、backoffIdleThreshold や backoffErrorThreshold も設定する必要があります。 | int | |
greedy (scheduler) | greedy が有効で、以前の実行が 1 つ以上のメッセージをポーリングした場合、ScheduledPollConsumer は即座に再度実行されます。 | false | boolean |
initialDelay (scheduler) | 最初のポーリングが開始されるまでの時間 (ミリ秒単位)。60s (60 秒)、5m30s (5 分 30 秒)、1h (1 時間) などの単位を使用して時間値を指定することもできます。 | 1000 | long |
runLoggingLevel (scheduler) | コンシューマーはポーリング時に開始/完了のログ行を記録します。このオプションを使用すると、ログレベルを設定できます。 | TRACE | LoggingLevel |
scheduledExecutorService (scheduler) | コンシューマーに使用するカスタム/共有スレッドプールを設定できます。デフォルトでは、各コンシューマーに独自の単一スレッドのスレッドプールがあります。 | ScheduledExecutor Service | |
scheduler (scheduler) | camel-spring または camel-quartz2 コンポーネントから cron スケジューラーを使用します。 | none | ScheduledPollConsumer Scheduler |
schedulerProperties (scheduler) | カスタムスケジューラーまたは Quartz2 や Spring ベースのスケジューラーを使用する場合に、追加のプロパティーを設定します。 | Map | |
startScheduler (scheduler) | スケジューラーを自動起動するかどうか。 | true | boolean |
timeUnit (scheduler) | initialDelay および delay オプションの時間単位。 | MILLISECONDS | TimeUnit |
useFixedDelay (scheduler) | 固定遅延または固定レートを使用するかどうかを制御します。詳細は、JDK の ScheduledExecutorService を参照してください。 | true | boolean |
authenticationPassphrase (security) | 認証パスフレーズ。null でない場合、authenticationProtocol も null でない必要があります。RFC3414 11.2 では、パスフレーズの長さを 8 バイト以上にする必要があります。authenticationPassphrase の長さが 8 バイト未満の場合、IllegalArgumentException が出力されます。 | String | |
authenticationProtocol (security) | セキュリティーレベルが認証を有効にするように設定されている場合に使用する認証プロトコル。設定可能な値は次のとおりです。MD5、SHA1 | String | |
privacyPassphrase (security) | プライバシーパスフレーズ。null でない場合、privacyProtocol も null でない必要があります。RFC3414 11.2 では、パスフレーズの長さを 8 バイト以上にする必要があります。authenticationPassphrase の長さが 8 バイト未満の場合、IllegalArgumentException が出力されます。 | String | |
privacyProtocol (security) | このユーザーに関連付けるプライバシープロトコル ID。null に設定すると、このユーザーは暗号化されていないメッセージのみをサポートします。 | String | |
securityLevel (security) | このターゲットのセキュリティーレベルを設定します。指定されたセキュリティーレベルは、このターゲットに設定されたセキュリティー名に関連付けられたセキュリティーモデル依存情報によってサポートされている必要があります。値 1 は、認証なし、暗号化なしを意味します。誰でもこのセキュリティーレベルでメッセージを作成および読み取ることができます。値 2 は、認証および暗号化なしを意味します。このセキュリティーレベルでメッセージを作成できるのは、正しい認証キーを持つユーザーだけですが、メッセージの内容は誰でも読み取ることができます。値 3 は、認証と暗号化を意味します。正しい認証キーを持つ人だけがこのセキュリティーレベルでメッセージを作成でき、正しい暗号化/復号化キーを持つ人だけがメッセージの内容を読み取ることができます。 | 3 | int |
securityName (security) | このターゲットで使用するセキュリティー名を設定します。 | String |