34.2.3. サポート対象外のバックアップメソッド
サポート対象外のバックアップメソッドでは、以下の 2 つのオプションが可能です。
- レスキューシステムでは、ユーザーに手動でファイルを復元するようプロンプトが出ます。このシナリオは、「基本的な ReaR の使用方法」に記載されているものですが、バックアップファイルの形式が tar アーカイブとは異なる場合があります。
- ユーザーが提供するカスタムコマンドを ReaR が実行します。これを設定するには、BACKUP ディレクティブを EXTERNAL に設定します。次に、EXTERNAL_BACKUP および EXTERNAL_RESTORE ディレクティブを使用してバックアップおよび復元中に実行するコマンドを指定します。またオプションで、EXTERNAL_IGNORE_ERRORS と EXTERNAL_CHECK のディレクティブも指定します。設定例は、
/usr/share/rear/conf/default.conf
を参照してください。