12.2.3.2. サービスの有効化
ランレベル 2、3、4、および 5 でサービスを有効にするには、
root
で次のコマンドを実行します。
chkconfig service_name on
たとえば、4 つのランレベルで
httpd
サービスを有効にするには、以下を入力します。
~]# chkconfig httpd on
特定のランレベルでのみサービスを有効にするには、
--level
オプションに続いて、サービスを実行する各ランレベルを表す 0 から 6 の数字を追加します。
chkconfig service_nameon
--level
runlevels
たとえば、ランレベル 3 および 5 で abrtd サービスを有効にするには、以下を入力します。
~]# chkconfig abrtd on --level 35
次回、これらのランレベルのいずれかを入力すると、サービスが起動します。サービスをすぐに起動する必要がある場合は、「サービスの起動」 の説明に従って service コマンドを使用します。
xinetd
が管理するサービスで操作する場合は --level
オプションは使用し ない でください。これはサポートされていないためです。たとえば、rsync
サービスを有効にするには、以下を入力します。
~]# chkconfig rsync on
xinetd デーモンが実行している場合は、手動でデーモンを再起動しなくても、このサービスはすぐに有効になります。