C.4. fonts
Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Hat Enterprise Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Linux は Fontconfig サブシステムを使用して、X Window System でフォントを管理および表示します。フォント管理を簡素化し、アンチエイリアスなどの高度な表示機能を提供します。このシステムは、
Qt 3
または GTK+ 2
のグラフィカルツールキットまたは新しいバージョンを使用してプログラムされるアプリケーションに使用されます。
Fontconfig font サブシステムを使用すると、アプリケーションはシステム上のフォントに直接アクセスし、X FreeType インターフェースライブラリー (Xft)または他のレンダリングメカニズムを使用して、アンチエイリアスなどの高度な機能で Fontconfig フォントをレンダリングできます。グラフィカルアプリケーションは、Fontconfig で Xft ライブラリーを使用して、画面にテキストを描画できます。
フォント設定
fontconfig は、
/etc/fonts/fonts.conf
設定ファイルを使用しますが、これは手動で編集しないでください。
フォントグループ
ユーザーがリモート X アプリケーションの実行を想定しているシステムには、
フォント
グループをインストールする必要があります。これは、インストーラーでグループを選択し、インストール後に yum groupinstall fonts コマンドを実行して実行できます。
C.4.1. Fonts の Fontconfig への追加
Fontconfig サブシステムに新しいフォントを追加するのは簡単なプロセスです。
- 個々のユーザーにフォントを追加するには、新しいフォントをユーザーのホームディレクトリーの
.fonts/
ディレクトリーにコピーします。システム全体でフォントを追加するには、新しいフォントを/usr/share/fonts/
ディレクトリーにコピーします。ユーザーインストールしたデフォルトのフォントを区別するために、local/
や similar などの新しいサブディレクトリーを作成することが推奨されます。 - fc-cache コマンドを root として実行し、フォント情報キャッシュを更新します。
fc-cache <path-to-font-directory>
このコマンドで、< path-to-font-directory > を新しいフォントを含むディレクトリーに置き換えます(/usr/share/fonts/local/
または /home/ <user> /.fonts/
)。
対話型フォントのインストール
個々のユーザーは、fonts
:
/// をnautilus アドレスバーに入力して、そこで新しいフォントファイルをドラッグすることで、フォントを対話的にインストールすることもできます。