29.3. OProfile の起動および停止
OProfile を使用してシステムのモニタリングを開始するには、root で以下のコマンドを実行します。
~]# opcontrol --start
以下のような出力が表示されます。
Using log file /var/lib/oprofile/oprofiled.log Daemon started. Profiler running.
/root/.oprofile/daemonrc
の設定が使用されます。
OProfile デーモン oprofiled が起動し、定期的にサンプルデータを
/var/lib/oprofile/samples/
ディレクトリーに書き込みます。デーモンのログファイルは /var/lib/oprofile/oprofiled.log
にあります。
nmi_watchdog レジスターを無効にします。
Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;LinuxRed Hat Enterprise Linux 6nbsp;6 システムでは、
nmi_watchdog
は perf
サブシステムに登録します。このため、perf
サブシステムは起動時にパフォーマンスカウンターレジスターを制御し、OProfile が機能しなくなります。
これを解決するには、nmi_watchdog=0 カーネルパラメーターセットで起動するか、以下のコマンドを実行してランタイム時に
nmi_watchdog
を無効にします。
~]# echo 0 > /proc/sys/kernel/nmi_watchdog
nmi_watchdog
を再度有効にするには、以下のコマンドを使用します。
~]# echo 1 > /proc/sys/kernel/nmi_watchdog
プロファイラーを停止するには、root で以下のコマンドを実行します。
~]# opcontrol --shutdown