12.2.2. ntsysv ユーティリティーの使用
ntsysv ユーティリティーは、単純なテキストユーザーインターフェースを使用してコマンドラインアプリケーションで、選択したランレベルで起動するサービスを設定します。ユーティリティーを起動するには、
root
でシェルプロンプトで ntsysv と入力します。
図12.2 ntsysv ユーティリティー
[D]
このユーティリティーは、利用可能なサービス(
/etc/rc.d/init.d/
ディレクトリーのサービス)と現在のステータスと、F1 を押して取得可能な説明を表示します。使用されているシンボルの一覧と、その意味の説明は、表12.3「考えられるサービス状態」 を参照してください。
記号 | 説明 |
---|---|
[*] | サービスが有効になっている。 |
[ ] | サービスが無効になっています。 |
12.2.2.1. サービスの有効化および無効化
サービスを有効にするには、上矢印キーおよび下矢印 キー を使用して一覧に移動し、Spacebar で選択します。アスタリスク(*)が括弧に表示されます。
サービスを無効にするには、上下の矢印キーと下矢印キーを使用してリストに移動し、そのステータスを Spacebar に切り替えます。 括弧内のアスタリスク(*)は消えます。
完了したら、Tab キーを使用して ntsysv は、実際にサービスを開始または停止しないことに注意してください。サービスをすぐに起動または停止する必要がある場合は、「サービスの起動」 の説明に従って service コマンドを使用します。
ボタンに移動し、Enter を押して変更を確認します。