24.4. ブロックデバイスとファイルシステムの表示
24.4.1. lsblk コマンドの使用
lsblk コマンドを使用すると、利用可能なブロックデバイスの一覧を表示できます。シェルプロンプトで以下を入力してください。
lsblk
一覧表示された各ブロックデバイスについて lsblk コマンドが表示するのは次のとおりです。デバイス名(
NAME
)、メジャーおよびマイナーデバイス番号(MAJ:MIN
)、デバイスがリムーバブル場合は(RM
)、サイズが読み取り専用(SIZE
)、そのタイプ(RO
)、およびデバイスがマウントされている場所(TYPE
)を表示します。MOUNTPOINT
以下に例を示します。
~]$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
vda 252:0 0 20G 0 rom
|-vda1 252:1 0 500M 0 part /boot
`-vda2 252:2 0 19.5G 0 part
|-vg_kvm-lv_root (dm-0) 253:0 0 18G 0 lvm /
`-vg_kvm-lv_swap (dm-1) 253:1 0 1.5G 0 lvm [SWAP]
デフォルトでは、lsblk はツリーのような形式でブロックデバイスを一覧表示します。情報を通常のリストとして表示するには、コマンドラインオプション
-l
を追加します。
lsblk -l
たとえば、以下のようになります。
~]$ lsblk -l
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
vda 252:0 0 20G 0 rom
vda1 252:1 0 500M 0 part /boot
vda2 252:2 0 19.5G 0 part
vg_kvm-lv_root (dm-0) 253:0 0 18G 0 lvm /
vg_kvm-lv_swap (dm-1) 253:1 0 1.5G 0 lvm [SWAP]
利用可能なコマンドラインオプションの一覧は、lsblk(8)man ページを参照してください。