28.5.2. クライアントシステムで必要な設定手順
中央の管理方法を使用するすべてのクライアントシステムで以下の手順を実行します。
- バックトレースを生成したくない場合や、サーバーシステムでそれを生成する場合は、
/etc/libreport/events.d/ccpp_events.conf
ファイルの対応するルールを削除またはコメントアウトする必要があります。このような例は、「専用システムで必要な設定手順」 を参照してください。 - クライアントマシンでパッケージ情報を収集しない場合は、
/etc/libreport/events.d/abrt_event.conf
ファイルで abrt-action-save-package-data を実行するルールをコメントアウトまたは変更します。集中クラッシュコレクション設定でパッケージ情報を収集する必要があるかどうか、またこれを適切に設定する必要があるかどうかを確認するには、「パッケージ情報の保存」 を参照してください。 - 対応する設定ファイルのサーバーシステムに、問題レポートをアップロードするルールを追加します。たとえば、検出される直後にすべての問題を自動的にアップロードする場合は、
/etc/libreport/events.d/abrt_event.conf
設定ファイルで以下のルールを使用できます。EVENT=post-create reporter-upload -u scp://user:password@server.name/directory
または、クライアントに問題データをローカルに保存し、ABRT GUI/CLI を使用して後でアップロードする場合は、reporter-upload プログラムをreport_SFX
イベントとして実行する同様のルールを使用することもできます。以下は、このようなイベントの例になります。EVENT=report_UploadToMyServer reporter-upload -u scp://user:password@server.name/directory