28.5.4. ABRT のクラッシュ検出のテスト
設定プロセスのすべての手順を完了すると、基本セットアップが完了します。この設定が適切に機能することをテストするには、kill -s SEGV PID コマンドを使用してクライアントシステムでプロセスを終了します。たとえば、以下の方法で
sleep
プロセスを開始して、kill コマンドでそれを終了します。
~]$ sleep 100 & [1] 2823 ~]$ kill -s SIGSEGV 2823
ABRT は、kill コマンドの実行直後にクラッシュを検出する必要があります。クライアントシステムの ABRT がクラッシュを検出していることを確認します(これは、abrt-cli list --full コマンドを実行するか、または
/var/spool/abrt
ディレクトリーに作成されたクラッシュダンプを調べることによって、適切な syslog ファイルを調べたりして確認可能)。また、サーバーシステムにコピーし、サーバーシステムに展開され、サーバーシステムで abrt-cli または abrt-gui を使用すると確認できます。