21.2.2.6.7. ロギングのオプション
以下は、
vsftpd
のロギング動作に影響するディレクティブの一覧です。
dual_log_enable
:xferlog_enable
と併用すると、
は 2 つのファイルを同時に書き込みます。vsftpd
wu-ftpd
-xferlog_file
ディレクティブ(デフォルトでは/var/log/xferlog
)で指定された標準のvsftpd ログファイル
(デフォルトでは/var/log/vsftpd.log
)です。デフォルト値はNO
です。log_ftp_protocol
:xferlog_enable
とともに有効にされ、xferlog_std_format
がNO
に設定されていると、FTP
コマンドおよび応答がすべてログに記録されます。このディレクティブはデバッグに役立ちます。デフォルト値はNO
です。syslog_enable
-xferlog_enable
と併用すると、通常はvsftpd
_log_file/var/log/vsftpd.log
)で指定された標準の vsftpd ログファイルに書き込まれるすべてのロギングがFTPD
ファシリティー下でシステムロガーに送信されます。デフォルト値はNO
です。vsftpd_log_file
:vsftpd
ログファイルを指定します。このファイルを使用するには、xferlog_enable
を有効にし、xferlog_std_format
をNO
に設定するか、xferlog_std_format
がYES
に設定されている必要があります。syslog_enable
がYES
に設定されている場合には、このディレクティブで指定されたファイルの代わりにシステムログが使用されることに注意してください。デフォルト値は
です。/var/log/vsftpd.log
xferlog_enable
: 有効にすると、vsftpd
は接続(vsftpd
形式のみ)およびファイル転送情報をvsftpd_log_file
ディレクティブ(デフォルトでは/var/log/vsftpd.log
)に指定したログファイルに記録します。xferlog_std_format
がYES
に設定されている場合、ファイル転送情報はログに記録されますが、接続はログに記録されず、代わりにxferlog_file
(デフォルトでは/var/log/xferlog
)で指定されたログファイルが使用されます。dual_log_enable
がYES
に設定されている場合、ログファイルとログ形式の両方が使用されることに注意してください。デフォルト値はNO
です。Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;LinuxRed Hat Enterprise Linux 6nbsp;6 では、このオプションは設定ファイルでYES
に設定されます。xferlog_file
-wu-ftpd
- 互換のログファイルを指定します。このファイルを使用するには、xferlog_enable
を有効にし、xferlog_std_format
をYES
に設定する必要があります。dual_log_enable
がYES
に設定されている場合にも使用されます。デフォルト値は
です。/var/log/xferlog
xferlog_std_format
:xferlog_enable
と併用すると、wu-ftpd
- 互換の file-transfer ログのみが、xferlog_file
ディレクティブ(デフォルトでは/var/log/xferlog
)に指定されたファイルに書き込まれます。このファイルではファイル転送のみが記録され、サーバーへの接続はログに記録されないことに注意してください。デフォルト値はNO
です。Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;LinuxRed Hat Enterprise Linux 6nbsp;6 では、このオプションは設定ファイルでYES
に設定されます。
古いログファイル形式との互換性の維持
古い
wu-ftpd
FTP
サーバーに書き込まれたログファイルとの互換性を維持するために、Red Hat Enterprise Linux 6nbsp;Hat Enterprise Linux 6nbsp;Linux 6nbsp;6 では xferlog_std_format
ディレクティブが YES
に設定されます。ただし、この設定は、サーバーへの接続がログに記録されないことを意味します。vsftpd
形式の両方のログ接続と wu-ftpd
- 互換のファイル転送ログを維持するには、nmy _log_enable
を YES
に設定します。wu-ftpd
- 互換のファイル転送ログを維持することが重要でない場合は、xferlog_std_format
を NO
に設定し、ハッシュ記号(「#」)で行をコメント化するか、行を完全に削除します。