24.4.4. df コマンドの使用
df コマンドは、システムのディスク領域の使用量についての詳しいレポートを表示します。シェルプロンプトで以下を入力してください。
df
一覧表示された各ファイルシステムについて df コマンドが表示するのは次のとおりです。名前(
Filesystem
)、サイズ(1K-blocks
または Size
)、使用容量(Used
)、利用可能な領域のサイズ(Available
)、領域の使用量の割合(Use%
)、およびファイルシステムがマウントされている場所(Mounted on
)。以下に例を示します。
~]$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_kvm-lv_root 18618236 4357360 13315112 25% /
tmpfs 380376 288 380088 1% /dev/shm
/dev/vda1 495844 77029 393215 17% /boot
デフォルトでは、df コマンドは 1 キロバイトブロック単位でパーティションサイズと、キロバイト単位で使用中および利用可能なディスク領域の容量を表示します。メガバイトおよびギガバイトで情報を表示するには、コマンドラインオプション
-h
を指定して、df が人間が判読可能な形式で値を表示します。
df -h
たとえば、以下のようになります。
~]$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/vg_kvm-lv_root 18G 4.2G 13G 25% /
tmpfs 372M 288K 372M 1% /dev/shm
/dev/vda1 485M 76M 384M 17% /boot
利用可能なコマンドラインオプションの一覧は、df(1)の man ページを参照してください。