10.3.5. DSL 接続の確立
このセクションでは、個人ユーザーや SOHO インストールでよくある DSL モデムルーターの外部の組み合わせではなく、ホスト内に DSL カードが組み込まれているインストールについて説明します。
手順10.7 新しい DSL 接続の追加
Network Connections ウィンドウを開き、 ボタンをクリックして、新しい接続リストの Hardware セクションから DSL を選択して、新しい DSL 接続を設定できます。
- Notification Area の NetworkManager アプレットアイコンを右クリックし、Edit Connections をクリックします。ネットワーク接続 ウィンドウが表示されます。
- 接続の種類の選択 が表示されます。
- DSL を選択し、 ボタンを押します。
- DSL 接続 1 の編集 ウィンドウが表示されます。
手順10.8 既存の DSL 接続を編集する
Network Connections ウィンドウを開き、一覧から接続の名前を選択して、既存の DSL 接続を設定できます。次に、 ボタンをクリックします。
- Notification Area の NetworkManager アプレットアイコンを右クリックし、Edit Connections をクリックします。ネットワーク接続 ウィンドウが表示されます。
- 編集する接続を選択して、編集 ボタンをクリックします。
接続名、自動接続の動作、可用性の設定
編集ダイアログの 3 つの設定は、すべての接続タイプに共通します。
- 接続名: ネットワーク接続の名前を入力します。この名前は、Network Connections ウィンドウの DSL セクションでこの接続を一覧表示するために使用されます。
- Connect automatically - NetworkManager が利用可能なときにこの接続に自動接続する場合は、このボックスにチェックを付けます。詳細は、「ネットワークの自動接続」 を参照してください。
- すべてのユーザーが使用 - このボックスにチェックを入れて、システム上のすべてのユーザーが利用可能な接続を作成します。この設定を変更するには、
root
権限が必要になる場合があります。詳しくは、「ユーザーおよびシステム接続」 を参照してください。
DSL タブの設定
- Username
- サービスプロバイダー認証で使用するユーザー名を入力します。
- サービス
- 指示がない限り、空白のままにします。
- パスワード
- サービスプロバイダーから提供されたパスワードを入力します。
新規 (または修正した) 接続を保存して他の設定を行う
DSL 接続の編集が完了したら、NetworkManager により、カスタマイズされた設定がすぐに保存されます。正しい設定がある場合は、NetworkManager Notification Area アプレットから新しい接続またはカスタマイズされた接続を選択して接続できます。新しい接続または変更された接続の使用に関する詳細は、「ネットワークへの接続」 を参照してください。
ボタンをクリックすると、
既存の接続をさらに設定をするには、ネットワーク接続 ウィンドウ内でその接続を選択し、編集 をクリックして 編集 ダイアログに戻ります。
そして、以下のいずれかの設定をします。
- MAC アドレスと MTU の設定で Wired タブをクリックして、「Wired タブの設定」 に進みます。
- 接続のポイントツーポイント設定をクリックして、PPP Settings タブをクリックし、「PPP (ポイントツーポイント) セッティングの設定」 に進みます。
- 接続の IPv4 設定、IPv4 設定 タブをクリックして、「IPv4 設定の構成」 に進みます。