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第3章 障害復旧

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3.1. 障害復旧について

この障害復旧ドキュメントでは、OpenShift Container Platform クラスターで発生する可能性のある複数の障害のある状態からの復旧方法についての管理者向けの情報を提供しています。管理者は、クラスターの状態を機能する状態に戻すために、以下の 1 つまたは複数の手順を実行する必要がある場合があります。

マスターホストの失われた状態からのリカバリー

このソリューションは、大多数のマスターホストが失われたために etcd クォーラム(定足数) が失われ、クラスターがオフラインになる状態に対応します。etcd のバックアップを取得し、かつ少なくとも 1 つ以上の正常なマスターホストが残っている限り、以下の手順に従ってクラスターを復旧できます。

該当する場合は、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリーが必要になる場合もあります。

注記

大多数のマスターが依然として利用可能であり、etcd のクォーラムがある場合は、手順に従って単一の失敗したマスターホストの置き換えを実行します。

クラスターの直前の状態への復元

このソリューションは、管理者が重要なものを削除した場合など、クラスターを直前の状態に復元する必要がある状態に対応します。etcd バックアップを取得している限り、以下の手順に従ってクラスターを直前の状態に復元できます。

該当する場合は、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリーが必要になる場合もあります。

コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリー
このソリューションは、コントロールプレーン証明書の期限が切れた状態に対応します。たとえば、インストールの 24 時間後に行われる最初の証明書のローテーション前にクラスターをシャットダウンする場合、証明書はローテーションされず、期限切れになります。以下の手順に従って、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリーを実行できます。
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