第6章 クラスターログの表示
CLI または OpenShift Container Platform Web コンソールで OpenShift Container Platform クラスターのログを表示できます。
6.1. クラスターログの表示
CLI でクラスターのログを表示できます。
前提条件
- クラスターロギングおよび Elasticsearch がインストールされていること。
手順
クラスターログを表示するには、以下を実行します。
ログの場所がファイルまたは
CONSOLE
(stdout) であるかを判別します。$ oc -n openshift-logging set env daemonset/fluentd --list | grep LOGGING_FILE_PATH
ログの場所によっては、logging コマンドを実行します。
LOGGING_FILE_PATH
がファイルを参照する場合、デフォルトで、logs ユーティリティーを Pod が置かれているプロジェクトから使用し、Fluentd ログファイルの内容を出力します。$ oc exec <any-fluentd-pod> -- logs 1
- 1
- ログコレクター Pod の名前を指定します。
logs
の前にスペースがあることに注意してください。
例:
$ oc exec fluentd-ht42r -n openshift-logging -- logs
LOGGING_FILE_PATH=console
を使用している場合、ログコレクターはログを stdout/stderr に書き込みます。oc logs [-f] <pod_name>
コマンドでログを取得できます (-f
はオプション)。$ oc logs -f <any-fluentd-pod> -n openshift-logging 1
- 1
- ログコレクター Pod の名前を指定します。
-f
オプションを使用してログに書き込まれている内容をフォローします。
以下は例になります。
$ oc logs -f fluentd-ht42r -n openshift-logging
ログファイルの内容が出力されます。
デフォルトで、Fluentd はログの末尾または終了部分からログを読み取ります。