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4.5. クラスター内の RHEL コンピュートマシンの更新

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クラスターの更新後は、クラスター内の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) コンピュートマシンを更新する必要があります。

前提条件

  • クラスターが更新されていること。

    重要

    RHEL マシンには、更新プロセスを完了するためにクラスターで生成されるアセットが必要になるため、クラスターを更新してから、クラスター内の RHEL コンピュートマシンを更新する必要があります。

  • RHEL コンピュートマシンクラスターの追加に使用したマシンへのアクセスがあること。RHEL マシンを定義する hosts Ansible インベントリーファイルおよび upgrade Playbook にアクセスできる必要があります。

手順

  1. ホストで firewalld を停止し、無効にします。

    # systemctl disable --now firewalld.service
    注記

    firewalld は、後で有効にすることはできません。これを実行する場合、ワーカー上の OpenShift Container Platform ログにはアクセスできません。

  2. OpenShift Container Platform 4.2 で必要なリポジトリーを有効にします。

    1. Ansible Playbook を実行するマシンで、必要なリポジトリーを更新します。

      # subscription-manager repos --disable=rhel-7-server-ansible-2.7-rpms  \
                                   --disable=rhel-7-server-ose-4.1-rpms \
                                   --enable=rhel-7-server-ansible-2.8-rpms \
                                   --enable=rhel-7-server-ose-4.2-rpms
    2. Ansible Playbook を実行するマシンで、openshift-ansibleを含む必要なパッケージを更新します。

      # yum update openshift-ansible openshift-clients
    3. 各 RHEL コンピュートノードで、必要なリポジトリーを更新します。

      # subscription-manager repos --disable=rhel-7-server-ose-4.1-rpms \
                                   --enable=rhel-7-server-ose-4.2-rpms
  3. /<path>/inventory/hosts で Ansible インベントリーファイルを確認し、以下の例に示されているようにすべてのコンピュートまたはワーカーマシンが [workers] セクションに一覧表示されていることを確認します。

    [all:vars]
    ansible_user=root
    #ansible_become=True
    
    openshift_kubeconfig_path="~/.kube/config"
    
    [workers]
    mycluster-worker-0.example.com
    mycluster-worker-1.example.com
    mycluster-worker-2.example.com
    mycluster-worker-3.example.com

    すべての RHEL コンピュートマシンが [workers] セクションに一覧表示されていない場合には、それらをこのセクションに移す必要があります。

  4. openshift-ansible ディレクトリーに切り替え、upgrade Playbook を実行します。

    $ cd /usr/share/ansible/openshift-ansible
    $ ansible-playbook -i /<path>/inventory/hosts playbooks/upgrade.yml 1
    1
    <path> については、作成した Ansible インベントリーファイルへのパスを指定します。
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