1.5. Prometheus、Alertmanager、および Grafana へのアクセス
モニタリングスタックによって収集されるデータを使用するには、Prometheus、Alertmanager、および Grafana インターフェースを使用できます。これらのインターフェースはデフォルトで利用可能です。
1.5.1. Web コンソールの使用による Prometheus、Alerting UI、および Grafana へのアクセス
OpenShift Container Platform Web コンソールで Web ブラウザーを使用し、Prometheus、Alerting、および Grafana Web UI にアクセスできます。
この手順でアクセスされる Alerting UI は、Alertmanager の新規インターフェースです。
前提条件
-
認証は、OpenShift Container Platform アイデンティティーに対して行われ、OpenShift Container Platform の他の場所で使用されるのと同じ認証情報および認証方法が使用されます。
cluster-monitoring-view
クラスターロールなどの、すべての namespace への読み取りアクセスを持つロールを使用する必要があります。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールに移動し、認証します。
Prometheus にアクセスするには、"Monitoring"
"Metrics" ページに移動します。 Alerting UI にアクセスするには、"Monitoring"
"Alerting" ページに移動します。 Grafana にアクセスするには、"Monitoring"
"Dashboards" ページに移動します。
1.5.2. Prometheus、Alertmanager、および Grafana への直接アクセス
oc
ツールおよび Web ブラウザーを使用して、Prometheus、Alertmanager、および Grafana Web UI にアクセスできます。
この手順でアクセスされる Alertmanager UI は、 Alertmanager の古いインターフェースです。
前提条件
-
認証は、OpenShift Container Platform アイデンティティーに対して行われ、OpenShift Container Platform の他の場所で使用されるのと同じ認証情報および認証方法が使用されます。
cluster-monitoring-view
クラスターロールなどの、すべての namespace への読み取りアクセスを持つロールを使用する必要があります。
手順
以下を実行します。
$ oc -n openshift-monitoring get routes NAME HOST/PORT ... alertmanager-main alertmanager-main-openshift-monitoring.apps._url_.openshift.com ... grafana grafana-openshift-monitoring.apps._url_.openshift.com ... prometheus-k8s prometheus-k8s-openshift-monitoring.apps._url_.openshift.com ...
https://
をアドレスに追加します。 暗号化されていない接続を使用して Web UI にアクセスすることはできません。たとえば、以下は Alertmanager の生成される URL です。
https://alertmanager-main-openshift-monitoring.apps._url_.openshift.com
- web ブラウザーを使用してアドレスに移動し、認証します。
追加リソース
- Alertmanager の新規インターフェースの説明については、「クラスターアラートの管理」を参照してください。
モニタリングルートは Cluster Monitoring Operator によって管理され、ユーザーが変更することはできません。